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灰 色 猫 平成二十八年八月十七日
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水 上 基 平成二十二年一月二十六日
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加 祢 平成二十三年二月六日
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林 林 平成二十八年三月八日
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卯 月 平成二十一年十二月二十六日
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み な ま 平成二十六年二月十日
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ま あ さ 平成二十八年十一月十五日
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滝 川 昌 之 平成二十九年五月五日
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中康
振り返る 今年は何を したろうか喜怒哀楽の 度合いは薄れ
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中康
冬木立ち 透けて遠くに 薄明り風に枝揺れ 除夜の鐘聞く
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夕夏
じぇみにくんわんぱけたんかきょうしつをひらきこころのこたええたきと
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ななかまど
大つごもり巳から午への境に立ち明日は新年風は前より
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夕夏
うちゅうりゅうそんなことばがあったかなそんなうたよみあってもいいな
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ぎんりん
吹雪けるに 積もり積もりぬ 鐵路には ふる年さへぞ 見えぬつごもり
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舞
慌ただし年の瀬の世も素っ気なく物や人さえ断捨離の身には
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漸緑
あしひきの常なる山並み眺むおり常の無き様しばし安まる
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びわ
大晦日今年の最終無事通過新しき世が待ち構えおり
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茂作
行く年を思ふ心か來る年のこよみ竝べて今日のつごもり
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