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灰 色 猫 平成二十八年八月二十七日
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葱 り ん と 平成二十七年五月十日
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詠 み 人 知 ら ず 平成二十五年三月三日
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悠 々 平成二十二年八月二十六日
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矢 車 菊 平成二十九年六月十九日
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ま あ さ 平成二十九年二月十八日
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恣 翁 平成二十二年三月六日
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i n o s a n n 平成二十六年二月九日
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ななかまど
砂浜にわれの付けたる足跡を波音が撫で白波が消す
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夕夏
じょうじょうのばらんすであいできばえはぎりにんじょうかあこがれであい
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こくんと
パン焼きて 温かな絹 食みちぎる 鼻も頬にも 小麦の香り
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継海
まばゆきや 諸星従へジュピターは 月の上なり ルナ髪を解く
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へし切
秋暮れて夕日は空を紅く染め南天の実はなほ赤々し
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中康
起こし田に 追われるトンビ 追うカラス冬を知らせる 空っ風が吹き
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中康
盃に 唇寄せて 音させず口に含むは 父の作法と
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舞
寂しさの降り積もる音枯れ落ち葉舞う夜はせめて我の名を呼べ
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たく
傘下し 別れの言葉 受け入れた 枯れ木を見ると 君の心が
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茂作
ふりまよふ雪のごとくに散りにけり銀杏をよぎるひとむらの風
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