うたの一覧
(カテゴリー:子供 並び替え:人気順)
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硝子
皐月空千人唐子うつくしきこれやげにげに金に優る
4
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音蔵 雅秀
指しゃぶる 癖の未だにとれぬ子は 今年二十歳を三つほども過ぐ
2
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音蔵 雅秀
初めてのパッパッと呼ぶ声 嬉しかな 君二十二の 秋の始めに
3
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恣翁
娘から 合格したと 電話あり 獨り異郷で 祝杯を擧ぐ
241
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滝川昌之
夜遅く帰る子供に慣れてきて慣れることない妻を気遣う
112
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falcon
泣きじゃくる弟なだめ帰る道幼き姉にコスモス揺れる
85
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シュンイチ
自転車で隣の町まで行ったっけ ぼくがはじめて「おれ」と言った日
87
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葱りんと
タンポポの花束笑顔で差し出して 「お母さん好き」私も好きだよ
62
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詠み人知らず
雨靴でそろりと入る水溜まり 満足そうな あの子はわたし
65
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雪柊
我が膝で読み聞かせたる物語幾年先の君の糧たれ
53
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恣翁
珍しく おんぶしてよと 甘えたる 娘のおもさ 背に味わひぬ
79
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恣翁
横柄なくせに わづかな風にさへ 震へ慄く君のプライド
64
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まるたまる
今日の日がどれほど幸せだったかをいつでもずっと後で知るんだ
43
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想野
病院へ向かう我が子を引き寄せて寝ぐせを直すそれだけの父
44
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ころすけ
せがまれて未来ある子に折りてやる紙ヒコーキは水色に飛ぶ
41
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月虹
心地良い戯れ言をひとつ贈られて触れる夜風がやけに優しい
64
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Chico
ブランコで入道雲を跳び越えろ 1、2の、3で少女らの夏!
38
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大埜真巫子.
マニキュアを しない爪の幼さは しばらく忘れていた うつくしさ
64
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詠み人知らず
どことなく大きくなって帰国した君の心の青い地球儀
43
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もなca
とりどりに紫陽花の咲く垣根越し傘さす子らが一列にゆく
37
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水上基
「満月がついてくるよ!」といつの世も子供の世界は天動説で
39
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詠み人知らず
生まれておいで ありったけの肯定をシャワーのように浴びせてあげる
35
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林林
あの電車あの山々が見えてくる夢の続きを探しに行こう
31
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薫智
四才と指を三本出す君は微笑ましいがいくつなんだい
39
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悠々
やさしすぎる心のゆえにみずからの手足と魂に血を流せしや
35
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詠み人知らず
いつの日か嫁ぐ娘を想ふてか淋しげに見ゆ雛の面持ち
34
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みなま
あなたから託された命護りきて巣立ちにひと日また近づきぬ
31
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リクシアナ
アルバムの君の笑顔の眩しさが今日は切ないなごり雪かな
30
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キタハラ
少女らの黒いローファーきらきらとまだ悲しみは知らなくて良い
31
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浅草大将
吾子が手に育て摘みにし野良豆に優れる肴世にあらめやも
33
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加祢
をさなごの笑みまく顔に我もまたつられて笑ふ何や楽しき
31
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林林
筆を持ち背筋伸ばせば横に来てちょこんと座り真似する娘
29
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まあさ
這えば立て立てば歩めというけれど 生きててくれる それだけでいい
31
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絮谷新
冬の田に子らの歩みて冠雪の朝影光る遠き山脈
31
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灰色猫
眠りたる母の棺をぽんぽんと楽器にしたる無垢な幼子
32
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雪柊
「手伝うの」次から次に人形を出すだけ出して眠るお転婆
29
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ふじこ
背中撫で君に歌った子守唄今では君が一人で歌う
35
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卯月
有難う こんな私が母ですが無事にこの世に生まれてくれて
34
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inosann
幾年も話さずなりし長男の安否確かむ部屋の明かりか
32
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林林
三分間娘とピアノ共に弾くその後半日こころ軽やか
30
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滝川昌之
腕相撲 子供に譲る日々過ぎて 本気で負ける それもまた好し
28
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灰色猫
「どんぐりのもり」と書かれし石柱を幼子ひとり音読しおり
29
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滝川昌之
子の布団 干して 菖蒲を買いに行く 君はいつでも 子供ファースト
29
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矢車菊
別れゆく空の色したワンピース最初で最後の夏服でした
29
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雪柊
「好き好き」と頬ずりしてくる君がいて我の寿命が伸びた気がする
30
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灰色猫
棒を立てシャツを結んで旗にして僕らはあの夏国を作った
34
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リクシアナ
黄昏に泣く子抱きて口ずさむ月もまどろむ白秋の唄
28
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桐生賄
明日にでも 皮が剥けそな 子の足は 頑張っている 証だよねと
27
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inosann
「人の数だけ人生はあるのだ」と定職つけぬ息子を思う
29
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祈り花
折り紙の勿忘草の花供へ吾子への祈り朝々に捧ぐ
28
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