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さらさらの冷やし茶漬けにぬか胡瓜 しゃきしゃきと食ふ熱帯夜かな
28
た
ん
ぽ
ぽ
す
ず
め
。
平成二十二年九月一日
一つ身を 纏ひ詣づる秋晴れの  御空へ吾子の腕伸ばせり
10
継
海
令和八年十月十三日
ビル影に覗く花火の切れ端に 嘆息しつつみな足止める
28
風
花
平成二十七年七月二十五日
汚れなき 天地に舞へる黒獅子の  睨みも染まる里の夕暮れ
10
継
海
令和八年十月十一日
豆まきは 我が家流にて お互いに  豆ぶつけ合い 邪気追い払う
30
桐
生
賄
平成二十九年二月六日
「廃業」と貼られた老舗の畳屋に まだ消え残る藺草の香り
33
滝
川
昌
之
平成二十九年八月四日
つるぎ太刀棘ある言の葉の裏に とても花実があると思へず
33
浅
草
大
将
平成二十二年四月二十二日
呑まれたる邑は海市となりけるも   廃墟の土に芽吹く蒲公英
34
悠
々
平成二十七年四月二十一日
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