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滝 川 昌 之 平成三十年十月二十六日
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す ば る 平成二十七年五月十六日
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詠 み 人 知 ら ず 平成二十九年三月十九日
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月 虹 平成二十八年七月二十三日
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メ ガ ネ 平成二十年十一月六日
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i n o s a n n 平成二十九年二月二十七日
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リ ク シ ア ナ 平成二十八年十二月十八日
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滝 川 昌 之 平成二十九年九月二十二日
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横井 信
日の暮れて冷たい風に葉の落ちた冬の木立の枝や震える
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うすべに
なんとなくせわしくなった街角の 馬のとなりで微笑むサンタ
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仙人の弟子
小雨降るやや肌寒き冬の午後ただあてもなく玄関を出る
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恣翁
粋筋の年増 婀娜めく首筋を 蛇の目に隠し 雨に消えゆく
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継海
雨音を 子守唄とし眠る夜は 君のおもかげ 瞼に描く
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海野 冬雪
晩秋に埋もれてゆく集落や 遠目には廃家も美し
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痴光山
雨戸あけ四季に庭観る此岸から いつか醒めずに彼岸に在るや
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漸緑
しろがねの光を掲げ真すぐなるみち歩むごと生きてあらまし
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Aquarius
稀にある優秀な記者無意識の何枚目かの片隅の記事
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へし切
明け残る空に氷雨の 冷たさを肌で感じて 冬 真中かな
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