うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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舞
一杯の酒を呑む間の旅ひとつ甘い苦いと騒ぐことなく
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緒川みるな
酒斷ちて二日過ぐれば戀ひ焦がれ今宵ちびりと呑みにてしがな
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シダ
馴らされし民に声なし囀りはマスクに隠れ何をふたぐや
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シダ
回線を伝ひ模倣子は感染しみだりことのは回旋ばかり
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シダ
うたかたの千紫万紅 花売りのかんばせあだに粧ふ極彩色
2
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灰色猫
まっさらなきれいな雪が食べたいと病の床の妹の笑み
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灰色猫
百年の恋を叶えるためならば正しさ以外も必要だよな
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灰色猫
愛してる俗世は捨てて山奥で裸のままで結婚しないか
8
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灰色猫
だっておれ炎属性なんだよね泣いてる君は見たくないんだ
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灰色猫
不老不死だれでもなれる一錠の薬をほんとにお望みですか
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さいおん
君いへゐあしひきの山に雨降らば 我が立ち嘆く涙と思へ
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横井 信
忍び込む冷えた空気に固まった身体をほぐす大きなあくび
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詠み人知らず
小洒落た店 喫茶の隅に 本ばかり 温まる室内 流れる音楽
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さいおん
暇なる君の戸棚を人知れず 開けてとぶらうはつかなにほひ
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萱斎院
真木の戸をもりくる月のさやけきに 思ひはてむとさしつるものを
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さいおん
恋ひ思ふ言の葉溢るるばかりなれど 一葉だにをも及ばぬものを
7
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さいおん
念侘 今宵君於 如何者 念逢 故不有
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橘
つらい事悲しい事もそれぞれにあれど心に棲まわせないで
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草木藍
曇天の海の真中に天使舞う雲の隙間の光の舞台
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うすべに
冷たさにもう春思う朝焼けの 桜の色に染まる横雲
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