うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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洋水
古き物少しいぢりて膝に抱く四つの絃なり琵琶とも呼ぶ
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シダ
たそかれと顔を覆ひしみちゆきで人間などに会釈をしたり
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シダ
うみよにてはまも見えずと思ひなば千鳥ふとなきさむ心地せり
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シダ
いはしみづ風吹き給へよのつきのみなもの影をせめて消まほし
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シダ
いにしへのいくさを聞かむ神籬にひとつ花あり香の残らむや
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夜老猫
酔わないと 素直に言えず傷つけた ホントは君と暮らしたかった
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夜老猫
死の僥倖 死神の罠と知りつつも 惹かれる心 守り抜きたい
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詠み人知らず
冬になり みかんの筋を とりながら 食べやすくする 手間が嬉しい
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千映２
吾の産道通りし二人の息子たち顔も得意もすべて違うて
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横井 信
土色の落ち葉流れる晩秋の川面にゆれるかそけきひかり
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宇佐木芙和子
さざんくわや 花びらひらりまたひらり 去りゆくときを やをら數へて
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是瓜
満点の星空を見てる雲の下プラネタリウムの椅子の上にて
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萱斎院
あきの夜に見る夢の果てとだえども なほ春おもふ峰の横雲
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桃山
殿方はご存じなしか恋人の望まぬことをせぬが愛とは
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うすべに
わあきれい はしゃぐ少女は頬染める 微笑ましげに鴟尾が見下ろす
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岩本菫
眠り薬となる吾子よ 一緒にいる時間と お腹にいたとき
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名鈴
今更に 命に向かふ 恋心 息の緒さへも 君に委せて
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岩本菫
カンガルーなりたし冬は お腹に吾子入れ おいでよ あそぼう 吾子よ
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さいおん
雨小止み他行すべしか隠らむか 曇るか晴るるか止むか降らむか
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さいおん
夜籠りに涙も雨もすがらなる 手枕の袖も乾く間もなし
5
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