うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
にこいちは 言葉だけでは 語れない 君とにこいち 体だけだよ
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橘
遠き世に栄えし都今もなお古き薫りと共にありけり
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岩本菫
ニュース見てぐちばかり言う お母さんまだまだ元気 百まで生きて
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桃山
雨の中引き摺りし足温めて疲れし体ソファに横たう
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名鈴
偶に 僅かに君と 見合ふより おほけなけれど 来む世まで欲す
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つばす
シャフルした曲を聴くのが楽しい「アベマリヤ」後「ろくでなし」とか
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只野ハル
老老だけでなくヤングケアラーのいることを夕刊で知る辛し
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只野ハル
初遠近お皿がセザンヌのように見えテーブルも少し歪んでいる
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シラサワ
ビル溜まり 路地の汚れた 室外機 熱を吐け吐け 僕の分まで
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滝川昌之
荒れた手に消毒液が沁みるたび無事にこの冬越すぞと誓う
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名鈴
君を離く 冷たまし風 我が燃ゆる 身をも乱して 憧れさすよ
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橘
往来はマスクの色もとりどりに顔の分からぬ人々のなみ
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南都 勝
パプリカの鮮やかな色に情緒が少し不安な現代社会
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南都 勝
恋なんてそもそも湯気がもわわんとびっくり水が冷まして夫婦
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南都 勝
左手なら神の領域マラドーナその魂はきっと揺さぶる
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南都 勝
ホットチョコこの冬なんて溶けないできっと温めるクリスマスまで
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艸介
紅 黄色 枯葉でさえも散り果てて ねむる山路に咲く茶梅よ
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雨夜
いとけなき雪の輪たどりみつむれば小宇宙いでや參らむ
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夏深
来春の花はいくつやハナミズキ蕾数える曇天の空
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夏深
一枚の最後の梢のハクモクレンはらりと落ちて冬は来にけり
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