うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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橘
木枯らしに凍えて枝を離れしか桜落葉の山と積もれる
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里香
今だにも もしもを描いてみるんです 浮き世憂き世の 青春でしたから
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藤原定家
圭さんを慕ふ心の内親王 祖白蓮に思ひを馳せり
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詠み人知らず
草影で 震えては鳴く 子猫さん 傍ら座り 抱き温める
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音弥
しらたまの歯に沁みとおる秋の夜の酒賑やかに友と呑むべし
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藤原定家
あの照明甲子園への應援旗故郷後にこの地に集ふ
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桃山
草むらに虫の声する夜もいつか失せて哀しき冬隣りかな
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ひげじぃ
清流の簗にかかりし落ち鮎の空を仰ぎて何を思はむ
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葛城
朝霧のあまねく降りて草も木も冷えいりぬかな霜降の候
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朝比奈
寒き夜の妻淹れくれし熱き茶の労いにつく深き一息
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名鈴
たまきはる この世の限り 君と見し 美しかる秋を かけて忘れず
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舞
濃紺のセーラー服のスカーフの結び目かたき霜降のころ
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シダ
あたらよと覚えけむよの遠かれば散る花のかも今はきくまじ
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シダ
ひらひらとうすき刃の黒揚羽綺羅の衣はかけてきるまじ
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び わ
雨の後晴天となり暖かく心身ほぐれ空に溶け込む
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茂作
お大師に會ひたきと云ひ四國路を 巡りし友は常世に逝きぬ
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横井 信
晴れわたる空を見たくて目薬で気分を変える朝のひととき
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さいおん
秋去而 由原乃芝乃 刈根尓波 亦茂繁茂 吾恋居者
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さいおん
吾背子乃 面変不為 形見而 恋曾益而 弥茂苦茂
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藤久崇
哀れにも 妹も友らも 無き秋に 蝉こそ独り 狂い鳴きつつ
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