うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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秋日好
書寫山や 言ひなほすたび崩れたり 床に散りぼふ呪文の效果
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秋日好
手伝えぬ焦りは時に苛立ちにスマホの先で甘える父に
4
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仙人の弟子
古本屋誰かの手からやってきて我の手にあるこの本愛し
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莞杜
人馬が行き違ひけむ横路の傍の碑に避り一台過ごす
4
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うすべに
窓越しにながめる夕陽秋の色 今日またひとつ夏をうしなう
7
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Aquarius
本能寺信長ほっとしたりして攻めて来たのは信忠じゃない
2
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痴光山
時重ねたるいぶきの垣の様を見ぬ 住むひと知らに知るここちせり
7
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たく
頬濡らし 息吸い込んで 前を見る その志 夏雲上がれ
3
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たく
夏空に 水流し込み 汗払う お前の意気が オレを動かす
2
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ななかまど
手をかけぬかぼちゃの蔓は広がりて思わぬところに数を実らす
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へし切
草むしる照る陽に滲む汗を拭く蝉も鳴き止む墓苑の静寂
10
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煙 亜月
はつこいのひとの名で呼ぶ老犬のねむるあいだに出てゆく 春へ
4
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煙 亜月
一日でいいからわたしより長く生きてくださいできれば笑顔で
3
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煙 亜月
あこがれに手が屆きそう潮騷は夜の帷の柔毛を濡らし
2
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中康
闇夜空 昇り曲導 打ち上がる開く花火が 映る瞳を
2
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中康
嘆くのは 夕日自慢の 寺泊海の汚れの ワーストランク
1
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舞
その背より帯の結び目より広き浴衣幼な子盆踊りへと
5
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びわ
妻望む希望取り入れ新しき家に引っ越しすることにして
2
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茂作
朝顏の夕べを知らぬ命にて ひたすら咲けり大きく咲けり
13
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横井 信
山の端のずっと向こうに立ち上がる入道雲の夕陽に染まる
9
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