うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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仙人の弟子
海に行き浜辺を背にし日焼けした良き夏の日々昔語りに
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痴光山
惣菜の値引き札を貼るスタッフは 廻りをちら見し 待つ客よそ見
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うすべに
夏の夢ポニーテールの白いシャツ 部活の少女に青田波寄る
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☆相市 思咲 ☆
涼やぎを求め二度ほど喫茶にてフロート溶かすプラスひゃくえん
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☆相市 思咲 ☆
四十三つまが送りし計測図あれの脳より上る地の在り
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☆相市 思咲 ☆
大暑すぎおほかぜ払ひ蝉はなび戻る音ささる町なか茹だる
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☆相市 思咲 ☆
証明に手間暇じかんの掛かりをり天のみぞ知る吾が才覚は
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ななかまど
頁めくる音のみ聞こゆ図書館の外は猛暑日熱のかげろう
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へし切
めぐりきて秋の風吹く赤とんぼ折しも関東は四十度を越え
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中康
夏草の 匂い懐かし 故郷の君を思いて 眺む山々
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茂作
もろどりのしげ鳴く朝はさておきて夕べ山鳩哀しくぞ聞く
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恣翁
夕風に揺れて 晩夏の白芙蓉 暫しの涼を 淋しく咲けり
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たく
暁の 遥かに望む 平原に 忘れた夢が 胸に沸き立つ
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舞
恋を知る ふるさとの町 咲く花の 名は知らぬまま また夏が来て
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継海
浴衣袖振りて仰げば母の顔 蝶々結びの兵児帯跳ねる
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海野 冬雪
横を向き浴衣で君はしゃがみ込む 最後にひとつ「でも、ありがと」
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びわ
引っ越しの準備あれこれ選別す捨てるものにも想いは残り
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灰色猫
書写山や言ひなほすたび崩れたり夢路恋路の遥かなりけり
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灰色猫
珈琲の泡の銀河のすみっこの星が平和になりますように
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灰色猫
つくよみのみことのゆるしをえないままおしろいばなを愛しぬいたの
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