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稲穂出るみどりまぶしい田園...
横井 信
仕舞ひ蝉ゐたくな鳴きそかば...
茂作
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大桃
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横井 信
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一条の 虫に食はれし不規則な 痕 ざらざらと指先に撫づ
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令和八年八月三十日
飲み忘れなきやう朝の錠剤を みそ汁椀のかたわらに置く
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令和八年八月三十日
告げやらば声や止みなむ訪ふ人の なき我が宿にまつ虫の鳴く
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令和八年九月一日
寝る時に一枚うえに掛けなさい 同じこと言う逝く母と妻
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令和八年八月三十日
きっと家事フルでしたことないんだろ 小言受けつつ上司に思う
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令和八年九月二日
濡れそぼつてるてる坊主 台風に なすすべもなく うなだれている
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令和八年八月二十九日
音が響く 窓ガラス越しの夢華火  あの日の方が美しく思ふ
4



令和八年八月三十日
鈍色の空 霧立ち込みて 風も無し  赤味を帯びて 朝が明けゆく
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令和八年八月三十日
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