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令和八年九月九日
消えてゆく雪とこそ見れ寄せ返る 音にぞしるき夜半の白波
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令和八年九月十日
虫の声にちとせ変はらぬ秋の夜の  君と見し星いづれか忘れり
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令和八年九月十三日
灼熱の季過ぎ行きて秋風に 朝顏ひそと種を抱きぬ
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令和八年九月十三日
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令和八年九月十日
通過駅 西日と風に褪せてゆく ドールハウスに今たれぞ住む
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令和八年九月九日
並木道 西陽の当たる一本の 葉末は繁く長く影落つ
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令和八年九月十日
崩れては泡へと消ゆる磯の波 ひとつの終はりが次のはじまり
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令和八年九月十日
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