うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
|
|
-
只野ハル
病室の窓から見える曇り空旅に出たいなまた歩きたい
6
もっと見る
-
只野ハル
手術痕の強張った筋肉が棒のように固く重い左脚
1
もっと見る
-
うすべに
夜明け前 つめたい霜にしおれても陽によみがえる大根の列
10
もっと見る
-
滝川昌之
品数が増えた乾物屋の声が嗄れはせぬかと暮れのアメ横
13
もっと見る
-
ななかまど
耐え忍ぶ疫病み三年心には座り心地の良い椅子持たん
13
もっと見る
-
へし切
老いぬれば 幼きころの夢のあと ジングルベルが恋ひしき夕べ
10
もっと見る
-
詠み人知らず
夜もすがら音無き闇の彼方より降り積む白の穢れなきかな
1
もっと見る
-
凌霄花
遅くはない大志を抱け中高年老いゆく標に日誌を綴ろう
13
もっと見る
-
虹岡思惟造
我が影が巨人のごとくのし歩く朝の日差しを背に受けながら
5
もっと見る
-
虹岡思惟造
水仙と大觀覽車をフレームに收めんものと狙ふ人々
3
もっと見る
-
虹岡思惟造
空見上げ雪の匂ひがしないかと貴女が問いし丁度この場所
5
もっと見る
-
夕夏
たいがいせんそうかないせんかえらぶたがいにとっぷてんをしまつし
1
もっと見る
-
詠み人知らず
安諦橋を渡して学びし遥か日々有田川沿うみかん山々
8
もっと見る
-
詠み人知らず
風邪を得て床より風の荒ぶるをなだめもできず横たえ忍ぶ
9
もっと見る
-
茂作
ゆく年を速きと思ふ年の暮れ 戀しき友に逢ふことも無く
13
もっと見る
-
舞
吹雪の日雪の女に逢ったこと妻に語ろかこんな夜だった
0
もっと見る
-
舞
子供らが雪にまみれて駆け笑う遊ぶそのなか雪ン子もいて
7
もっと見る
-
つばす
カラオケで青春時代をラストに 皆で歌う若き日の走馬
3
もっと見る
-
び わ
電熱で温める高価洋服を吾がため家内四着準備
4
もっと見る
-
まつばらりょう
寒い夜に白いケーキを囲み見て赤いイチゴを二人取りあう
5
もっと見る
