うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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横井 信
昨日まで風に揺れてた鯉のぼり小さな窓で雨に濡れてる
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萱斎院
あやめぐさ香をひく風のねもやみて うちながめつる雲の間の月
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杜鵑草
天霧らふ雲のさはりのいづこよりうき世を見るや雨降らせつつ
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かを３
一斉に引き揚げ元に戻る音二人並びて茶を啜る音
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かず
サムライは 生き辛いから やめにする 氣がつかぬやう 心に止めないやう
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千葉 甫
ひそやかに降る雨見せて一台のヘッドライトの過ぎる真夜中
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かず
切なさを 言葉にできす 殘るのは微笑む私 ワカルワケナイ
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うすべに
ゆううつな雨をよろこぶあじさいの 葉に包まれてつぼみが踊る
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悠久
明日からテレビでリズム取り戻す 休みで剥いだ面を纏って
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浅海
あなたへの言葉を打っては消して 桜は緑 水溜まりを見る
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ユパ
いい人に巡りあえたと安堵するゆっくり降ろす親の肩の荷
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睡密堂
バースデーケーキに立てたロウソクを吹き消してくれ亡き主人公
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滝川昌之
「冠の重さは如何？」 元妻と実母が天で国王祝う
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スヌーピー
久しぶり春の雨音聞こえたりのんびり過ごす日も楽しき
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ななかまど
田鏡の水面をよぎる汽動車の音吸われゆく早緑の里
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積 緋露雪
雨そぞろ泣くに泣けぬは吾なるかウロボロスの如く己喰ふは
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積 緋露雪
遺された作品内では坂本龍一しじまをだに自由に操る
1
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只野ハル
蛙鳴き雨降り続く連休の最終日午後ビール飲もうか
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広葉樹
またのひは淋しき雨となりにけり祭ばやしは耳とどまるも
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へし切
卯の花に年月かさねて 白拷の袖の別れは惜しと思へど
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