うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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横井 信
ゆっくりと目覚める街で新春の風は背中をやさしく押した
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うすべに
水占にたくす思いもなつかしく はしゃぐ妹じっとみまもる
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トウジさん
梅と南天ひそひそと咲くは早いか実を落とそうかいまに春
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滝川昌之
牽引の役は終わった兎ごと跳ねる若手をフォローする歳
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ななかまど
雪が降る景色目で追い湯を浴びるおせちに飽きた胃を癒しつつ
12
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広葉樹
玄関の正月飾りを訪れて年玉ねだる雀の子かな
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虹岡思惟造
ちはやふる神は御座すか路地奥の祠に柏手近所の誼み
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舞
蒼狼の老いては眠る冬の夜の夢のみ翔る草原の果て
12
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び わ
動物の喜怒哀楽を手話表現今年は一歩踏み込むことに
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詠み人知らず
生姜擂りはちみつ落とし熱き湯の旋風起こせば吹雪只中
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茂作
靜まれる函嶺洞門横に見て 吐く息荒らし韋駄天の群れ
18
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つばす
旧友の痛みが届く年賀状 心病が癒えますように
7
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夕夏
きみがよはみそふたもじのたんかなりきらきらぼしはみそひともじよ
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夕夏
ふるさとはろくよんでなるよんしょうせつのきそくただしいしょうかかな
4
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夕夏
だんぼうひりんぎょうしえんすみやきをしょうれいしたらかいけつずみに
2
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横井 信
正月の余韻を残し軽やかに風の抜けてく冬の芦原
15
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夕夏
ごしちしちしちごのちょうしここちよくかみごにあわせどどいつうたう
2
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凌霄花
箱根路を越えくれゆかば初春の富士に眩しき若きらの汗
12
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Aquarius
何一つ生産もせず何一つ休息もせぬ不自由な日々
2
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うすべに
しめきった雨戸に夕陽 枯れ草の穂のきらめきに南天の赤
9
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