うたの一覧
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さえね
あらたまの年ゆきかへり春立つを千年続けてまた春となる
11
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さえね
二一二三年の御代もまたやまとうたのこるを信じまた詠む
5
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芳立
うさぎより愚かなりけり罪ありと毛を抜かれてもまだ懲りぬ身は
5
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うすべに
ゆく年のあわただしさもここちよく しずまる街に鐘の音をまつ
8
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横井 信
年越しの風の隙間に飛行機のエンジンだけが月下にひびく
10
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夕桐
手打ち蕎麦いつしか心許ながら移ろひてゆく年の暮れなり
8
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夕夏
だいよみのくせをよみとりにぽいんといれてたのしむけっかでるまで
2
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普徳亭大崇
あしねはふ 憂き事流す 年の瀬に 新玉の年 幸ぞもがな
6
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吳佳斌
新玉の 年を迎ふる 祈るこそ 世をやすれと 疫をおさまれ
9
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滝川昌之
干支としてリレーゾーンで待つ兎 食物連鎖となれば逃げたい
12
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ななかまど
歳晩を潜らんとする虎の歳時空を埋めて粉雪が舞う
11
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夕夏
じょうほうのひとくがとくかこうかいかじょうほうにかちなくばこうかい
4
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夕夏
ろしあからはくろしあなるべらるーしぶんりどくりつちがいはなにか
3
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夕夏
どいつがろしあかろしあがどいつかといずれねがえるかこのたいせん
4
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飛和
絶望の中で独唱するきみの傍で開いてゆく蓮の花
7
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虹岡思惟造
白妙の衣も清し巫女たちが歩む社殿に粉雪ぞ降る
7
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詠み人知らず
漕ぐ舟に波乗り越へて揺られしを膝しなやかに後の波音
8
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舞
あと幾つ 冬を越すらん とし毎に 寒さ身に染む 命なりけり
9
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茂作
大晦日いづれの門も紙の松 飾りて待つや夜の鐘撞き
16
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び わ
畑仕事寒さの中で妻屈み人と植物関係悟り
5
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