うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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継海
カネタタキ 固くチッチッと鳴きて待つ 月華に置きた 金翅届くを
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舞
カムイへと熊を送れる祀り夜にいざなう月に頬染むビリカ
5
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Hatabou
何気なく電話したのに切る前にありがとうと云う言葉が嬉しい
4
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Hatabou
友からの闘病メール届く時こちらの病は告げず励ます
3
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Hatabou
欲しいものは何もないけどあと十年生きててみたい皆既日蝕
4
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茂作
あらし去り草に殘した玉水のあまたとありて朝日影おく
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びわ
腕組みし何をすべきか目を閉じるパソコンスマホ良い御友達
4
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シダ
夜の空の月のまばたきゆるやかにとぢてひらけばつかのま紅し
4
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横井 信
採れたての果実を積んだトラックのそっと越えてく夏の境界
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兎桃
過ぎし春香り愛でたる韮草の細き白花秋に楽しむ
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うすべに
昇りつつ夕べかくれたおわびにと 高く明るい月の影踏む
6
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只野ハル
朝夕は秋昼は夏稲穂の頭垂れ始め影少し伸び
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只野ハル
空の色、雲の種類が秋ですね。木木草草は夏色なれど。
3
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痴光山
秋の森日曜朝のへらの釣り堀 ひとらまず席を取り食べ始む
5
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中康
未だ暑き 夏の名残りの もくもくと雲は輝き 風がそよぎて
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中康
菜園の 支柱片付け そよぐ風トンボ来りて 一本残す
3
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ななかまど
カーテンがひかりを包んでふくらめば小さな窓のささやかな夢
7
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へし切
染みわたる秋風さそふ虫の音や暑さに疲れしこころを癒やす
7
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継海
つけペンを持てど三行書けぬまま シェード灯りに遊ぶ指先
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もなこもち
月曜朝唐突に知るエキナカの花屋が昨日店を閉じたと
4
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