うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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痴光山
「日本人ファースト」は差別にあらず 「平和は甘し」の勝手許さじ
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莞杜
連る人も有らで行きたる野毛山の 麒麟は吾に面そ寄せける
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へし切
カラフルな世界があるんだ 僕たちはそれを自由と個性と呼ぶんだ
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ななかまど
紫のエキナセア咲く夕まぐれ癒えぬ痛みに寄り添うごとく
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継海
足早に行く墓参り 道なりの朝空に聞く蝉しぐれかな
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恣翁
道具屋は 埃塗れの昔日を ぐゎらくたとして陳列しけり
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ながさき
寸分の 容赦もなしに 照りつける 真夏の太陽 君は偉大だ
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舞
酒を酌み荷降ろすように酔う笑顔何時しか似るか我が背父の背
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びわ
おお暑い額に汗がぐっしょりで買い物歩き秋が恋しく
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茂作
夏蝉の聲をからして鳴きにけり雨無き里を恨むがごとく
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夕夏
こかげへとえんだいをだしよこになるさぎょうきゅうけいひんぱんにとり
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横井 信
街路樹のみどりの揺れる道端に夏の盛りの蝉の合唱
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敦希
爪切りがぷちと逃した三日月は忘れた頃に足裏を刺し
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うすべに
すずしげに浮かぶ三日月 夕焼けも電車降りればもわっと猛暑
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夕夏
しつげんでずぶずぶこえたきょうかいのせきにんおえぬぎいんのししつ
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痴光山
暮れなづむ酷暑に森の釣り池は 竿失せ白鷺水際に佇てり
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ネロリ
退院す夫と蕎麦屋に行く道を雲間より照らす今宵は満月
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ななかまど
猛暑日の逃げこむ先の図書館でページの海に時をゆるめる
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ネロリ
夫の無事毘沙門天に手を合わせ祈る我が背に光差しくる
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中康
農道の 日差し影無き 炎天下佇み気付く そよ風の妙
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