うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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茂作
歸り道わざわざ少し遠廻り今宵の月の美しくして
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凌霄花
風立ちぬ 夏の名残りの 空に舞う 白鷺優し 晩鐘わたる
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継海
置き時計 五分進めて待つ窓辺 秋はいつでも風来坊さ
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ななかまど
台風よ居座りつづく夏の暑気 世直しのごと連れ去らばよし
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舞
彩りの色とりどりにガヤガヤとお喋りしてる秋桜の花
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恣翁
潔く窓を放ちて 冷水に 夕べの夢を洗ひ落としつ
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Hatabou
クラはトラとうしろうだけのバンドでもヤノピが上手いとカルボも映える
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びわ
引越の作業を徐々に進めおり吾が部屋のみでこまごま手間が
3
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横井 信
走り去る列車のあとに草むらの秋めく陰のしずかに揺れる
10
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あらい
我が妻は ラジオ要らずの 賑やかさ 僕の專屬パーソナリティー
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フクロウ
闇夜に咲く紅色の花儚きや咲いては消える今世の刹那
1
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うすべに
西空の雲の切れ間の夕照に 踊る雨粒きらきらひかる
4
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あらい
暑くとも お盆が過ぎて もう九月 氣づかぬふちに 暮れが近づく
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あらい
今月も 授からなかつた 二人でも樂しいよねと 寂しく笑ふ
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あらい
絵も描けず 歌も歌へぬ 不噐用の思ひの丈を 和歌に託して
4
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痴光山
公園の野良猫は餌を食み撫でさせて 貸し借りなしと伝える背中
6
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Aquarius
サントリー坂道下るＣＭのせめて子供が無事で良かった
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兎桃
丑三つとなればさすがに気は冷めて東の空にオリオン昇る
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Hatabou
丸刈りの高校生の４人連れビールも飲まずに餃子頬張る
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あらい
陶噐市 まだ居ない子の 分も買ひ「早くおいで」と 問ひかけてゐる
5
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