うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
|
|
-
横井 信
朝顔の遠くで蝉の鳴いている小雨の朝の濡れる裏道
8
もっと見る
-
ひよどりよりこ
砂金色の夢を見しよりあこがるる月を見ぬ夜に死なぬ心地す
1
もっと見る
-
ひよどりよりこ
左目側小鼻の横を通過します涙はいま悲しみへゆく
4
もっと見る
-
ひよどりよりこ
煮こごりの夜は重くて熱帯夜肌ふるるものなにもかも憂し
3
もっと見る
-
兎桃
草抜きの朝田の水の深さより昨夜の雨の繁きを知れり
6
もっと見る
-
仙人の弟子
傘なしの帰宅途中に雷雨くる濡れて歩こうお風呂楽しみ
7
もっと見る
-
松本直哉
ただありあけの月ののこれる独り寝を誰がためとてやまんじりとせぬ
4
もっと見る
-
ななかまど
あでやかなカサブランカは忘れじの夏のひかりを今も宿せり
11
もっと見る
-
へし切
忍冬の白き花咲く甘き香に面影しのぶ過ぎし日の恋
9
もっと見る
-
☆相市 思咲 ☆
空蝉の香のみぞ残す賢女なり光にやかれぬ螢は鳴かず
2
もっと見る
-
☆相市 思咲 ☆
卯木さき水鳥の音と田植え歌佳き音かさね人くらしをり
4
もっと見る
-
☆相市 思咲 ☆
南雲の起りに吾は乗り浮かび風に陽に雨 つき果つるまで
1
もっと見る
-
☆相市 思咲 ☆
エーアイに真似されぬほど駆け離し緑蔭へひそみ背比べする
0
もっと見る
-
☆相市 思咲 ☆
ラムネならアクアマリンの夢いのる弾ける前に夏を追い越し
3
もっと見る
-
中康
汗かいて 飛び乗る電車 いと涼しまつわるシャツを 耐え清まし顔
5
もっと見る
-
中康
梅雨明けを 待たず聞こゆ 林間のセミの初鳴き 三声鳴き止み
2
もっと見る
-
継海
縁側に招かれ飲む茶 金縁のガラスコップは桔梗の絵柄
9
もっと見る
-
渡 弘道
忘れた頃に貴女から便り玉手箱出社前の保育園
2
もっと見る
-
海野 冬雪
幻想の瞳が見つめる現実や どちらの岸辺、蜃気楼
1
もっと見る
-
舞
白雲も大空の青ソーダ水弾ける泡も七月の色
7
もっと見る
