うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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びわ
おふくろや弟遺影引っ越しを機に吾が室に皆さん笑顔
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横井 信
草むらにエノコログサの穂の揺れて暑さの残る駅前の風
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うすべに
しんみりと虫の音まさる夜半の空 秋告げるのか遠い稲妻
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海野 冬雪
無二なれど打ち破り行け「世界観」膠着とレッテルの言葉なら
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たゆ
君のため心の熾火伏せきれず洩れ出ずる熱 病める悔恨
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たゆ
愛だけになれぬ心の蝉時雨 惑う歸り路 霞む夕暮れ
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痴光山
数独の完成間近にまたもポカ 他人に当たれぬ老い進みたり
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艸介
生きていることがあまりにありふれた火宅の隅で蝉が死んでた
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継海
来年の暦 早くも店頭に 馬のいななき 聞く雲の峰
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ななかまど
巡りゆく缶とボトルの備蓄の環その日のために静かに備う
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へし切
政治には期待もしない願はない信じることに疲れたみたい
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Hatabou
あいにくと母は不在と言う少女君の姿にあまりにも似て
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Hatabou
耐え切れず笑顔でいるのに疲れたら僕の背中で泣いてもいいよ
3
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舞
煙りにも海の香残る初秋刀魚頭から喰い骨も残さず
8
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びわ
夜長月いよいよ吾の誕生の吾月を迎えて八十七に
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茂作
あるじ無き家をまもりてあかあかといまだに散らぬ百日紅の花
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凌霄花
御成門 から上段の間 万一に備えた設え 見事なまでに
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うすべに
澄む空の秋の気配のかなしみに ひたる間もなく日傘の影に
9
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横井 信
暑くてもぐっと踏み込む自転車で汗をかきつつはじまる九月
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海野 冬雪
堅守でも技ありシュートは防げない得点力欠いて佳境へ
1
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