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 恣翁
				
		暮れ滞む街に響ける鐘の音の 心細げに 何やら寒し
		10
				
					恣翁
				
		暮れ滞む街に響ける鐘の音の 心細げに 何やら寒し
		10
		 
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	 悠和
				
		ハアハアと息弾ませて靴を履く些細なことがかくも大事に
		1
				
					悠和
				
		ハアハアと息弾ませて靴を履く些細なことがかくも大事に
		1
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	 ななかまど
				
		提灯の灯りに山車は揺らめいて木の香ただよう飛騨の高山
		9
				
					ななかまど
				
		提灯の灯りに山車は揺らめいて木の香ただよう飛騨の高山
		9
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	 杜鵑草
				
		味オンチわが家は誰も気づくまい新米じゃなく備蓄米だと
		9
				
					杜鵑草
				
		味オンチわが家は誰も気づくまい新米じゃなく備蓄米だと
		9
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	 継海
				
		心込め 拍手のボタン二回押す 船出を祝ふ言葉にかへて
		7
				
					継海
				
		心込め 拍手のボタン二回押す 船出を祝ふ言葉にかへて
		7
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	 舞 
				
		一葉の枯れ葉踏まれて寂しげな音のかそけき夕暮れの街
		8
				
					舞 
				
		一葉の枯れ葉踏まれて寂しげな音のかそけき夕暮れの街
		8
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	 たく
				
		 弟を 見る姉の目が 優し気に 微笑みながら 小遣い渡す
		5
				
					たく
				
		 弟を 見る姉の目が 優し気に 微笑みながら 小遣い渡す
		5
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	 たく
				
		 峰の路 傍らにある 六地蔵 切なる思い 供え物見る
		2
				
					たく
				
		 峰の路 傍らにある 六地蔵 切なる思い 供え物見る
		2
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	 たく
				
		 手を見つめ 一人のベンチ 終わる夏 別れたことが 信じられなく
		1
				
					たく
				
		 手を見つめ 一人のベンチ 終わる夏 別れたことが 信じられなく
		1
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	 びわ
				
		部屋中の片付け終わり手話学習一生懸命家内と生きる
		3
				
					びわ
				
		部屋中の片付け終わり手話学習一生懸命家内と生きる
		3
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	 茂作
				
		秋雨は降り止まなくに橡の木のしづくぞ見ゆる病室の窓
		11
				
					茂作
				
		秋雨は降り止まなくに橡の木のしづくぞ見ゆる病室の窓
		11
		 
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	 ながさき
				
		近年の 温度変化が 人体に 与えるダメージ かなり深刻
		9
				
					ながさき
				
		近年の 温度変化が 人体に 与えるダメージ かなり深刻
		9
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	 横井 信
				
		スコップで土を退ければまんまるのさつまいも出てほころぶ笑顔
		8
				
					横井 信
				
		スコップで土を退ければまんまるのさつまいも出てほころぶ笑顔
		8
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	 うすべに
				
		うすやみにほのめく香りうら悲し 遠い昔のヴィオロンに似て
		6
				
					うすべに
				
		うすやみにほのめく香りうら悲し 遠い昔のヴィオロンに似て
		6
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	 夕夏
				
		うたよみてじしんなくさばえいあいにとうてみたまえじしんわくやも
		2
				
					夕夏
				
		うたよみてじしんなくさばえいあいにとうてみたまえじしんわくやも
		2
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	 恣翁
				
		蓋を取る味噌汁椀に立つ湯気に 散らしたりける輪切り南蛮
		7
				
					恣翁
				
		蓋を取る味噌汁椀に立つ湯気に 散らしたりける輪切り南蛮
		7
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	 凌霄花
				
		風さそう 夢は古代に 秋の虹 柴栗焼いて 賑わう夕餉
		12
				
					凌霄花
				
		風さそう 夢は古代に 秋の虹 柴栗焼いて 賑わう夕餉
		12
		 
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	 痴光山
				
		一転し肌寒き晩秋のあめ 何気に目をやるリモコンの「暖房」
		3
				
					痴光山
				
		一転し肌寒き晩秋のあめ 何気に目をやるリモコンの「暖房」
		3
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	 Aquarius
				
		詠むための何も浮かばぬ雨の午後 命の危機は遠ざかるかな
		3
				
					Aquarius
				
		詠むための何も浮かばぬ雨の午後 命の危機は遠ざかるかな
		3
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	 艸介
				
		深き夜の玄をさやかに切り裂きて 照る望月のにほひぬるかな
		6
				
					艸介
				
		深き夜の玄をさやかに切り裂きて 照る望月のにほひぬるかな
		6
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