うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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痴光山
フエンス下コンクリ壁つかめる空蝉は 役目果たして安らぎて見ゆ
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滝川昌之
梅雨明けだ派手にいこうと蝉たちがいずれ晩夏の蜩までと
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小林道憲
梅雨過ぎて 薄紫の桐の花 今は遠くに 亡夫の香を恋う
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Aquarius
律せらる余計な変化を避けるため基本以外のことは控える
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Aquarius
何にせよ自分がしっかりしていると向こうが勝手に転んでくれる
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ななかまど
帰りきてしばらく経てば旅ごころ鼻うたまじりにそわそわしおり
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Aquarius
眠る脳眠れない脳同じ脳何企んでも騙されない
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へし切
見たかった白髪の君が孫たちに婆婆と呼ばれて喜ぶ姿
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音蔵 雅秀
歌浮かぶ テレビチラ見で 霧の中 如何に探せど跡形も無し
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音蔵 雅秀
定期船間に合わなくて ポンポン船 乗れば船酔 半日死ぬ目に
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音蔵 雅秀
ここはダメ 蜘蛛を逃がして巣を壊す テラスでつづく 鬩ぎ合う日々
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音蔵 雅秀
短いと 愚図るがごとく 雲覆い 月も滲みし 梅雨明けの宵
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音蔵 雅秀
関東も早や明けたらし 短くて 八大龍王 手抜き空梅雨
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舞
あどけなく寝る妻の横清らかに我も寝るなり枯れて行くまま
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茂作
九十九里 濱に集へる若きらの いざ樂しまんサーフィンの夏
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び わ
空青しグッと気を入れ立ちあがる勝つ気で迎え相手を尊重
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秋日好
分封の羽蟻は芝にたむろして暑き盛夏になりにけるかな
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横井 信
つまらない仕事をひとつ片付けて何か虚しい夏の終電
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兎桃
吾も彼も腑に落とさむと訳探る事はただただ起これるのみに
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ＫＥＮ
梅雨の雲夏風掃けば蝉の声 蒸れ立ち上る木末越えつつ
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