うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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日々草
思い出を刹那に詰め込む学生を 風薫る古都の寺はいかに見ん
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横井 信
土色に少し濁った水張田の弾くひかりに夏はすぐそこ
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仙人の弟子
新緑に櫻の花をかさぬればいとど麗し古都の廢寺
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睡密堂
ゼラチンを溶いたコーヒーと同じだ固まるまでは微妙な心
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恣翁
乙女子は 夢を見るがに恋想ふ 五月の温く長き黄昏
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かを３
帰り道解体される家のあり思い出一つ消えゆく途中
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うすべに
うたたねの今は昔のなつかしさ 袖のかおりに満たされる街
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積 緋露雪
Ｄａｔａなしそれでも答ふる生成ＡＩ嘘が嘘呼び渾沌を呼びしや
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積 緋露雪
未來には過去溢れるや生成ＡＩ學習Ｄａｔａは全て過去なり
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積 緋露雪
ロジックはよく解りし生成ＡＩけれど巨大な闇の出現外ならず
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滝川昌之
ヒナゲシは恋占いに千切られて最後のピースで仕返しをする
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スヌーピー
山法師友と歩いた公園の 木陰の道 思い出の道
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広葉樹
干満のあはひに住まふ牡蠣となり磯辺の風土を詠めてみたし
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へし切
雨ふれば 木陰ひっそり涼しげに 花やまぼうし 見事にしろし
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ななかまど
紫の花弁頭に頂いて田植え盛りに咲く花菖蒲
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トウジさん
デンドロはピンクの衣裳映え映えでかわゆく踊るやフォーティエイト
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なりあきら
久方の 光のどけき 朝の道 季節はずれの 鶯の声
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痴光山
薄暗き玄関にヘラオオバコを活くれば花輪は穂先へ急ぐ
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深谷真雪
夜にしか居られぬ者も在ることを月は知っている おのれ自身を
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舞
リラ冷えの花の色香のしめやかな恋のあるべきサッポロの街
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