うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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ななかまど
蕎麦殻の枕のなかから声がして座敷童子が何やら話す
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継海
行く先を問ふ人多し狭き街身を乗り出して指す忍び花
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へし切
草取りに無理を強いたか 腰を痛め 後の祭りと老いを悲しむ
9
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恣翁
夕闇を驚かせたる 蝙蝠の羽音 追ふがに街灯り初む
10
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舞
美しく一時咲いて散りてゆく今こそ愛でよ綻ぶ蕾
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茂作
きぬざやの眞白の花の咲き出でて 蝶の遊びぬ友とかも見て
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びわ
これどうぞ家内ズボンを手に２着有難いこと吾驚嘆す
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茶色
夫婦とは数え切れないドラマあり年数を経て辿り着く駅
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茶色
春霞墨絵のような富士の山自然のなせる技に魅せられ
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茶色
都庁から眺める景色ビル群がパズルのように填め込まれてる
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横井 信
リモートで若葉見ている金曜のひと言多い会議の終わり
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うすべに
羽根ひろげいそひよどりの恋の歌 誰もこたえぬひとり芝居で
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痴光山
桜道は降り敷く花の小紋染め 薄ももの世ぞ夢のたまゆら
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中康
懐かしき 友の訃報に 落胆し遠き空より 家族を悼む
2
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中康
散り果てた 掃いて集める 薄紅に椿も果てて 紅で彩る
2
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ななかまど
春風を打って固めて練りあげて正体見れば桜と花見
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へし切
雀の子 チュンチュン啼いて吾を呼ぶ 口笛吹いてしまし戯る
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継海
言えなくて今度生まれて来る時はどうか一つは人並みの幸
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夕夏
めんきょしょうはいけんいわればかいうなまいなかーどはてわたさないぞ
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舞
柔らかな朧月影花酔わし紅さす色に咲けよみだらに
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