うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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彫出 画
幸せになっていいかと君に問う 御影の墓石 一輪の花
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茂作
かどの家の柿の梢を打つ竿の 持つ手あやうし老い人にして
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横井 信
霜月の楽しく過ぎた週末を思い返して歩く月曜
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兎桃
温き陽に車道横切る亀居りて車輪の間踏まずに過ぎぬ
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仙人の弟子
まだ暗き晩秋の朝お湯沸かし珈琲飲めば心も夜明け
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千映２
美人より健康の人有難い言わせる吾と首振る夫
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千映２
また一人ペースメーカー入れる友増えて悲しい秋の夜のメール
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千葉 甫
だんだんにマウスをクリックする音が耳につきだす夜は深まって
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詠み人知らず
人生の秋に居ながら秋は逝き落ち葉は踊る国道４号
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社会人
将来の不安に巻かれる午後六時 沈む夕日の恨めしきかな
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夕夏
ぜいしゅうをふやすもくてきかくかぞくけっかがいまのしょうしなけっか
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仔柚
たぶん今ふと目が合ったおばさんに駄目と思われたから死にたい
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海野 冬雪
命綱はビニールチューブ吹き下ろす呼吸の父が今日を越えた
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痴光山
この晩秋冷雨上がればなに故や またぞろ暑気に短歌のしまらず
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滝川昌之
ちっぽけな取るに足りない人生の機微の一つも語りたい夜
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舞
氷細雨の滴る木々の艶やかに朽つ一時の葉は紅に
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トウジさん
寝ちゃったのさすが石破よ出来レース総裁選挙と違うからねぇ
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夕夏
こくみんがじめつのみちをせんたくしりっけんなすにさんぶんのにで
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へし切
生きづらい憂き世を恨みになほ生きて あの手この手に苦しめられて
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トウジさん
日読みなどしたって仕方ないものさ百年先も朝は来るから
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