うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
|
|
-
天野まどか
同じ空戴く遥か異国には空襲あるべし今この時も
1
もっと見る
-
灰色猫
スロープの手すりにすがり崩れさる小鹿であった頃の前足
10
もっと見る
-
草木藍
両の手でゆっくりすするぬるいお茶本を読み終え余韻に浸る
3
もっと見る
-
灰色猫
脳神経外科診までは太陽にふれてた頃の腕を励ます
11
もっと見る
-
継海
紅き実を落とさぬように円錐の枝葉や伸びん南天二本
4
もっと見る
-
兎桃
コンクリに蘚青々と広がれり冬に我が世を謳歌し居るか
2
もっと見る
-
笹舟
言の葉の枯れて降る日々寂しさに 古書店街をそぞろ巡りつ
6
もっと見る
-
痴光山
冬隣り返り花ぽつんと桜路 のびのび蒼穹突く皇帝ダリア
3
もっと見る
-
ななかまど
鳥たちの満ち足りた声聴きおれば厳しき冬もどうにかなるさ
10
もっと見る
-
へし切
咲きみちてま白き花は匂へども人もおなじにいつか散る花
12
もっと見る
-
デラモルテ
日本畫とデジタルの狹間たゆたひてヒロの少女畫たをやかなりけり
3
もっと見る
-
茂作
花落ちて枯れそめりける秋萩の 下葉亂して寒き風吹く
9
もっと見る
-
舞
豊穣の秋の大地に祝祭のカムイら満てるアイヌモシリに
3
もっと見る
-
彫出 画
この世去る その日の天気 気にかかる 晴れや雨やと詮なき思案
0
もっと見る
-
び わ
馬鹿夫婦のこのこ今日は旅行の日二人の元気大切な物
1
もっと見る
-
夕夏
きょくとうとおなじたいせいにしがわにきたちょうせんとかまえるつもり
1
もっと見る
-
さいおん
秋深刈根之稲尓生流穂之應穂日者今西不在者
6
もっと見る
-
横井 信
はじめての大きな駅の乗り換えはスマホ頼りに戸惑い歩く
7
もっと見る
-
うすべに
山肌をほんのり赤く染めあげて 秋ふかまると町に知らせる
5
もっと見る
-
夕夏
せいめいにうちゅうりろんをあてはめりゃほわいとほーるぶらっくほーる
0
もっと見る
