うたの一覧
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雪の田舎
ふりやみて雲は流れて冴ゆる夜は白湯の温みも頼もしきかな
4
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あゆか
電車から見えるお家に姪っ子の絵の先生が住んでいるって
3
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海野 冬雪
晩秋の葬儀は夕刻冬たちて参列者の喪服は薔薇色
2
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只野ハル
生存の確認便りただ交わすそれだけの事と思いつつまた
3
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夕夏
せいじかがおもいおもいでてにしたものはのぞみどおりのおもいかね
3
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只野ハル
二次会のアイドル級のかわいい娘店の名その娘の名も忘れては
0
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只野ハル
冬来たり弱い酒より強いのが喉下りゆく熱いのいいね
0
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只野ハル
お手製の梅干し入れるお湯割りの種を残してもう一杯ね
2
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茶色
朝起きる時間狂えば一日の過ごし方さえ分ける明暗
1
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痴光山
凍むる朝桜並木の堅き芽は ひたすら春の万朶の夢見
4
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茶色
洗濯を干す頃合いに太陽の光差し込み朝が始まる
4
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ななかまど
青森の林檎したたか味噌汁のお椀のなかでも主役となりぬ
13
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へし切
残されて冬のかれ野にひとり咲く野菊の花は淋しくないか
8
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夕夏
ねあげかなえすえむえすのもじすうがしらないうちにろくじゅうもじに
2
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舞
ぬばたまの闇へと馴染む黒髪を掻き揚ぐ指の残り香の夢
4
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び わ
空風吹き荒れ寒いバス停で身体震わせ一点見詰め
2
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彫出 画
畦道をふわりふわりと酔いながら黄金の輝き月の下
2
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茂作
ふるさとの冬の思ひ出立ち竝び 友とゆまりの雪に文字書き
8
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茶色
夜が明けて人の営み動き出す季節問わない社会の息吹
1
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茶色
朝起きて仕度に手間がかかるのは寒いが故か寄る年波か
2
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