うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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タケディオトドス
散歩道 夜風當たりて 思ひ出す詠の樂しさ 職にしたいと
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痴光山
走り梅雨二十日振りに水遣り休む 外の朝顔の双葉を見守る
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ななかまど
芍薬の揺れるは風か心かと か弱き君の笑みに影さす
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天野まどか
薄暗く心の翳を抱えつつ地下鉄と潜る都市の闇へと
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天野まどか
悲しみのナイフを深く突き立てた青春の日の壁の傷跡
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中康
懐かしき 田舎のにおい 消えぬ部屋都会トレンド 消臭無臭
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継海
「父ちゃんの名前漢字でまだ書けん」 鬼籍に入る父の名易し
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へし切
実るともなどか侘びしき麦秋の響き微かに梅雨の足音
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仙人の弟子
大好きな映画のロケ地訪ねれば音楽もなく流れる時間
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中康
田畑に 梅雨の走りの 雨もよう清濁併せ 作物に降る
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茶色
雨上がり山法師花白映えて緑葉の中空仰ぎ見る
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恣翁
切れ長の二重瞼ゆ流す目は 眩しさ湛へ 暈かかるめり
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茶色
能楽堂居心地良い舞台席時間忘れて演目浸る
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茶色
盗人と知らず屋敷に連れ戻り事の顛末笑いを誘う
1
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舞
慎ましく咲く鈴蘭の白愛でつ毒持つ花と呟く乙女
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びわ
アマリリス強風に揺れ場所替えを花達の声感謝と聴こえ
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シダ
死を思ひわづらひぬれば終夜 明けてこの日をいかで摘むべき
3
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茂作
いずるやと朝の畑に訪ね來て 菜の芽まばらも見るぞ嬉しき
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横井 信
待ち切れず元気いっぱい駆け回る犬を連れてく雨後の草原
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牛歩
あまつぶが 弾んでおちて また弾む コーティングの 柿の葉っぱに
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