うたの一覧
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へし切
少子化と労働不足と低迷と鯔のつまりは人口減少
8
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ななかまど
涼やかに日傘の縁を伝う風 失くせぬものがひとつ増えおり
12
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松本直哉
ぬばたまの闇につまびくアルペッジョものや思ふとひとのとふまで
7
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夕夏
こくどかいぞうろんでうまれそだったかねのもうじゃかあいはうまれず
2
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舞
旅人は去年来た道の同じ花咲くを眺めるひとは老いるも
9
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西手心黒
上毛の札に読まれし蒟蒻も甘味や涼菓となりて魅了す
5
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渡 弘道
夏の宵目合わさず大久保公園令和の果ての大和撫子
2
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西手心黒
訪ねても伊香保は避暑に遠かりし沢水うれしや足湯がわりの
6
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Chico
にほんごで はなしましょうの はーどるは ゆっくり またぐ てをつなぎ つつ
7
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Chico
この街の起伏のすべて記憶して吾がたなごころ いまは寂しゑ
7
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Chico
遭難をするモノあまた有りと聞く 多足歩行の訓練登山
4
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Chico
まだ慣れぬしつぽを脇に抱へつつ野生生活訓練竝ぶ
7
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Chico
來る世は「 たぬきですね 」と窓口に告げられしとき真白なる みな
6
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びわ
耳澄ませ相手の言葉良く理解難聴者なら更に良く聞く
5
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茂作
起きいでて朝の畑に水遣りし 暑さ早かり日は照しつつ
9
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夕夏
いんふらもせいびいろいろはこものもこくみんふざいみらいしょうしと
1
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萱斎院
うたたねに見し人解きしさよごろも うらむうつつのふしまちの月
6
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空豆
アマゾンの日付指定をポチッとしその日もまだ生きる気でいる
7
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横井 信
七月の始発列車で東京へ雲に隠れた梅雨の富士山
6
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兎桃
水無月の陽に晒されし山畠にバジルばかりが彼が世を謳ふ
3
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