うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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源 漫
夕日さすホームの鉄の欄の内なるふらここにすわる女子はドール抱き見て何か語らむ
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うすべに
梅散らす春に染められうすみどり 柳の糸の風にながれる
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夕夏
けんさとてとうけいちょうさあんけーともくてきあわせちょうさひょうすり
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斉藤沙魚
喚きたい洗い浚いに明け透けに踏切ごしに去ってく君に
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斉藤沙魚
ぐらぼこと鍋の奥から煮え油ハロー私よまた恋なんだ
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紦柴猩靖
八重櫻 賑はう人の 待ち難に まだき咲きたるを ながむ樂しき
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滝川昌之
見間違いボケにとまった鶯はおどおど傾げ梅の香探す
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東郷荘
先の世にいかなる人や偲ばれむ色失せにける草は散るとも
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ななかまど
色のなき林たどれば春の目は膨らみはじむ蕾に止まる
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秀峰
渓流の音も冴え入る露天風呂 粉雪そそぐ四万の湯の華
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詠み人知らず
愛してるよ 最後の言葉 たった一日の ままごと遊び 嘘でもよかった
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灰色猫
テレビから地震速報出るたびにあの日の波が脳裏をよぎる
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詠み人知らず
花盛りに つぼみは膨らみ 春を彩る まだ寒い中の 約束という束縛
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灰色猫
あたしメリーさん。今あなたの後ろにいるの。本当はコロナなのよ。
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夕夏
じむてすうりょうがへるのはたちばじょうりがいそうはんねんきんじぎょう
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斉藤沙魚
バレぬよう何度も好きと言いたくて月もオバケも綺麗ですね
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名鈴
真字をかし 具さに形 閲すれば 古の思ひ 透き見ゆるかな
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舞
雪を見つ朝いち番の一杯の茶の温もりのうまし啓蟄
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みっさん
印刷の氏名誤り詰め甘き己が仕業を悔やみゐるなり
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みっさん
湖に雁の泳げるカレンダー眺める吾も水に浮かべる
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