うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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赤堀えいすけ
羊水のような黄色い水の中泳ぐティッシュにぬらぬらの眼が
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可不可
人間なんか憎くも何とも莫いけれど 増える処で殖えて居るだけ
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名鈴
肥後の海 疫病を止むる 三つ足の アマビエといふ 物の怪ありけむ
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ＫＥＮ
古里よ何処へ消ゆの声さえも沖へ流さん九重の波
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詠み人知らず
美味しいと 食べてくれる 気持ちが 嬉しいよ 明日はおでん終いかな
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千映２
復活がなかなか出来ぬジレンマに今日の気温も忘れてしまう
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滝川昌之
夜更かしの細眼の猫をからかって枝垂れ梅など揺らす春日よ
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夕夏
かたくりのめがきょねんからこぞっていでるたがえずにだんとうのあと
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夢士
母娘して見やるその先蕗の薹摘む手愛らし子等の手の数
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灰色猫
目覚めれば銀世界が広がってわくわくしちゃう子供でいよう
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ななかまど
青空にまあるき雲は遠き日の母が作りし繭玉のよう
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千葉 甫
久々に雀の声を聞いたのは現か朝の目覚めの際に
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ＫＥＮ
環状など勝手にあだ名つけられて戸惑う僕ら何処が悪いの
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松本直哉
しづかなるしろき炎のたつみればもくれんのはな咲きいでにけり
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斉藤沙魚
君がよく眠れますよう静けさを編む冠はミモザのつぼみ
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名鈴
貧し人等 富ませむとせば 物ならで 心を育て 教ふるにしかず
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舞
いち日の何やかにやを仕舞いこむ儀式としての酒の一杯
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みっさん
初めてのスカイプ体験スクリーンの息子夫婦とリアルにチャット
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び わ
川の側うなぎ屋さんの料理食べウイルスの為客はまばらで
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青き銀椀
明け方の生駒山系霞むほど景色の残る心なりけり
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