うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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さえね
人影もなき学舎の庭に咲く去年と変わらぬ山櫻かな
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夕夏
じくうをことばでうずめてうたをよみしじんもいつかしにんになりぬ
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エフスキー
かくなるは撃てしやまん放射野に 矢數頼みて拙かるとも
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斉藤沙魚
鐘が鳴る風船が飛ぶあの浜を眼裏に浮かべるためのアラーム
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詠み人知らず
今日の昼 食べて歩いて 行ってきます 早く帰りたい 本音がぽろり
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名鈴
ゆかし人を 乗せて来たりや 春の風 音に懐かしき 声ぞ交じらむ
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紅孔雀
なみだがわ東風ゆく天のひかりさし ながるる雲の行き方いづこ
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名鈴
古より 御座しましたる 熊の神 今の有様 如何に御覧ず
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夏深
鶯が春運びしや可憐なる赤きアネモネ今朝に咲きたり
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荒野のペンギン
悩む暇 あったら前に 進まなきゃ 老年だって 大志を抱く
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舞
黒土の見えて嬉しく春まだき弥生の空に雪は舞うとも
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行宮偏（仮之名）
昨日と特に変わらぬふうでいた空のしずかな薄青なのに
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び わ
手話辞書を持って歩いて復習す記憶すぐ消えページをめくる
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青き銀椀
喜びの笑顔に向きてお慶びの笑顔で返すそんな和心
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灰色猫
キャンドルは弥生の風に揺らめいて誰もの心に祈りを灯す
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灰色猫
いつまでも港でひとり待ってます君が微笑むアルバム抱いて
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灰色猫
旅立ったあなたはこころ安らかに静かな海で眠れていますか
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灰色猫
少しずつ街は昔に戻っても癒えぬ心の爪痕がある
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灰色猫
祈りなど届かなかった寒空のもとで探したあなたの遺体
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ＫＥＮ
夜の空を 洗ひ淨めん 春の雨 雲うねる間の 望月の冴ゆ
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