うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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シダ
ヨルダンの西より至り傷口に触れおどろくや綿紗のしろき
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ななかまど
啓蟄のナナホシテントウ散歩道ゆるい蠢きおみやげとする
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城島ぷらこ
たわいない会話を君とするだけで自分が生きているのがわかる
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雨夜
夜の苑 枝垂るる梅は咲き匂ひ 微かに光まとひて降らむ
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陰陽師
傷つけて人を排して知らぬふり 歌心無き凍てし魂
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詠み人知らず
春を待ち 虫のでてくる 日がきたよ 肩をならして 迎え撃つバトル
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恣翁
烏頭にし 梅の花弁の付くごとく 春雪積まな 家を思ふに
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夕夏
ふじのたかねをみあげてよめばまうんとかどこでみたかとこめんとで
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音弥
資源なし生産性なし発展なしそんな国から出る見込みなし
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名鈴
近き人 沈むを見るに 己のみ 如何にしてかは 心浮かるべき
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橘
休日の朝のシャワーは頭から今日は一日雨の牢獄
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名鈴
我が庵だに 君が心を 慰むる 春となりたし 片時とても
11
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桃山
外出のついでに済ますあれこれを箇条書きしてバッグにしまう
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葛城
原に摘む若草を茹で仕立てたる刀自の菜飯のほろ苦きかな
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舞
乙女子のチラリホラリと生足の街にいでくる啓蟄のころ
4
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詠み人知らず
邪気祓う 桃の花の 愛しさに 虫の季節かと 首を鳴らす
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び わ
洗濯の物干し係り担当す名人級か妻の評価は
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つばす
玄関に桜、菜の花、すみれ生け 春一杯の空間現る
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横井 信
草むらにそっと降り出す雨音はやさしく春を迎える儀式
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武蔵野
よく病 気からいうけど 気なければ 病気になれず 病気は強し
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