うたの一覧
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鈴桜
満つ月の隠れし時はありぬれど我が道照らす影はありけり
4
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イマイ
食べ頃を逃したプラムを見つめても変わりはしない きみは優しい
4
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8月24日生まれ
このドアを開けた向こうが見たくなり 全てを捨てて一歩踏み出す
2
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リンダ
眩暈もち弱さ強さの狭間にて赤を抱きしめ夕焼けの中
4
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ほたる
渋谷には あらゆる雑多な魂が流れているの ふたり紛れて
3
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さまよいくらげ
セールスを振り切り歩く一点の弱いところも無く見えるかな
3
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リンダ
呉の海 波間に覗く黒い影 不安あおられ潜水艦に
2
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リンダ
丁寧に折られた鶴の哀しみを鳩が見つめて原爆ドーム
5
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イマイ
どろどろと出てくる汗は言葉にはならないままの昨日のわたし
3
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詩月恵
暮れ泥む空のジレンマ片思い もういいんだよ まだだめだもん
4
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ほたる
あの人の好きなお酒と音楽を わたしも好きと 疑わなかった
2
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螢子
雑念を捨てられぬまま琴弾けば音は鏡なる我の心の
2
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螢子
広島の鎮魂の日を悼みしか静かな宵に霧雨の降る
3
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只野ハル
私のこと嫌い、嫌いじゃない?好きかな?好きだと思う、好きなんだ!
2
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只野ハル
私のこと好き、好きかな?嫌いじゃない、嫌いなのかな?嫌いなんだ!
2
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螢子
川流るる灯ろうの灯に浮かび上がる原爆ドームは何を語るや
2
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虫武一俊
あの春の手紙のようなざらざらの桜で終わる蝉の一生
4
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螢子
平和ぼけしたる我らに八月は思い出させる平和とはなにか
2
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只野ハル
地球人を苦しめる兵器を地球人はまだ止められないんだ
1
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只野ハル
国益を守る兵器は人々を地球を傷付け苦しめる
2
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