うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
|
|
-
詩月恵
気づかれることなく秘かに流れゆく君への想い 吾は忘れ水
9
もっと見る
-
リンダ
幾筋も小指の下に走る線はかなく消える結婚線なり
1
もっと見る
-
リンダ
憂いこそ秋を迎える風を呼ぶ水辺を覆う葉の淋しさよ
6
もっと見る
-
リンダ
葉を広げ自信満々フェニックス無職の吾に野良が寄り添う
3
もっと見る
-
falcon
ひと絶えて朽ちゆく苫屋アカシアの緑まさりて洩る陽搖れをり
8
もっと見る
-
詠み人知らず
夏の日のスターバックスコーヒーは長生き拒む音がしている
2
もっと見る
-
きりあ
砂浜に夏の匂いのさくら貝ひとつ残して秋の旅路へ
12
もっと見る
-
falcon
あふれくる涙ににじむ影はるか 陽はあかあかと黄海に落つ
7
もっと見る
-
只野ハル
モニターのモネの睡蓮その中に入ってみたくなる昼下がり
5
もっと見る
-
只野ハル
夏なのに海に行こうと思えない熱気のこもる部屋から見る空
2
もっと見る
-
只野ハル
じりじりと額が焼ける朝の道狙ったような朝日の角度
1
もっと見る
-
只野ハル
朝日に透ける朝顔の薄紅色に君の頬思い浮かべて
2
もっと見る
-
falcon
大連の民貧しくも活き活きとわれら忘れし心豐かに
4
もっと見る
-
只野ハル
花火の音の遅れで距離を知るという君に問う私との距離
3
もっと見る
-
falcon
夕闇にネオン瞬く中山路中國ことばの渦にとまどふ
1
もっと見る
-
波江究一
我が髪を手櫛にかくる君が肩日灼け水ぶくれしを剥がせる
1
もっと見る
-
falcon
權益を求めてむかし爭ひし旅順の海に秋は立ちける
3
もっと見る
-
波江究一
くちづけをあらぬところに降らし合ふ西瓜漬け置きたるも忘れて
2
もっと見る
-
リンダ
幾重にも巻かれた数珠を振りかざし不安に向かう人の生きざま
2
もっと見る
-
紫苑
我がかたへ迷い来たりしオニヤンマ掌に導きて空へとはなつ
6
もっと見る
