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紫苑 (女性)

神奈川県出身

被評価数:28480

好きなうた

哀しみは身より離れず人の世の愛あるところ添ひて潜める(窪田空穂)/夾竹桃のろわれている人妻の投げかんざしや畳まっくら(寺山修司)

好きな歌人

吉井勇、窪田空穂、寺山修司、斎藤史、黒瀬珂瀾、甲村秀雄

この歌人のうた一覧

「うたのわ」開設(2008年11月)と同時に、ほんの興味から短歌をはじめました。
2010年「ナイル短歌工房」加入。
2021年、同結社休刊に伴い、月光の会に移りました。

感じたこと、考えたことを
凝縮したり拡げたりしながら、
自分が選び取ったことばで
詠んでいきたいと思います。

スケールの大きな穏やかな歌を
詠むのが苦手ですが、
自分で「これは詠めない」と
カテゴリーを狭めることなく
感性を研いでいきたいと
思っています。

"自分の"ことばとは何だろう。
歌を詠むときいつも考えます。

【好きなうた】に書き切れない
好きな歌。

たそがれの鼻唄よりも薔薇よりも
悪事やさしく身に華やぎぬ(斎藤史)

愛欲に疲れし吾のさらし首を
鏡に見つつ髪切られをり(黒瀬珂瀾)

血と雨にワイシャツ濡れている無援
ひとりへの愛うつくしくする(岸上大作)

太陽に酔いしばかりに
アルチュール・ランボー日傘
おれの不条理(福島泰樹)

弾丸の形をしたる口紅の
くれなゐにして愛(かな)しき玩具
(甲村秀雄)

参加中の歌会

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お気に入りの歌人

あなたのファン

代表作

驟り雨せみさえ黙すそのときに 囁きたまえ我が耳もとで
92
平成二十一年六月二十二日

最近詠んだうた

泣きごゑの出で来ぬ口をうすくあけ ラファの子らねむる遺体袋に
8
令和六年十二月三十日
日のもとのきな臭きことひと刺しの あらがひとなれ投票券とどく
4
令和六年十二月三十日
原発は叡知にあるか地震おほき 地に危ふきは志賀のみならず
3
令和六年十二月三十日
ばらばらに空輸されたる臓器(オルガン)の うつははひとり彼岸へわたる
3
令和六年十二月三十日
虐げし民をふたたび踏みつけて 群馬の森のざわめきやまず
3
令和六年十二月三十日
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