紫苑さんのうた一覧 (カテゴリー：時事 並び替え：新着順)
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- 泣きごゑの出で来ぬ口をうすくあけラファの子らねむる遺体袋に 令和六年十二月三十日 8 もっと見る
- 日のもとのきな臭きことひと刺しのあらがひとなれ投票券とどく 令和六年十二月三十日 4 もっと見る
- 原発は叡知にあるか地震おほき地に危ふきは志賀のみならず 令和六年十二月三十日 3 もっと見る
- スカイツリー黄とあをに染むたまさかをのぞみと見つる人のこころは 令和四年十二月二十八日 6 もっと見る
- たはやすく葬られたるいのちあり認諾といふ二文字をもて 令和四年十二月二十八日 5 もっと見る
- こともなく支那蕎麦といふ祖母の逝きシナはいまでは加害のことば 令和四年十二月二十八日 4 もっと見る
- 英雄のはなしは要らぬやへむぐら草に埋もるる被曝の村に 令和二年十二月三十日 5 角川『短歌』2020年6月号「全... もっと見る
- ひさかたの関帝廟にぬかづけば安寧のほか祈り浮かばず 令和二年三月二十六日 8 しばらく前に横浜中華街へ行きまし... もっと見る
- 「味玉をサービスします」その店の意気をうつしてなる選挙割 令和二年二月二日 4 詠んだのは東京のラーメン屋さんで... もっと見る
- 再建を見るあたはざれされどなほまだ見ぬ城へこころあづけぬ 令和元年十一月十三日 6 もっと見る
- 皆ひとの蔑みあはぬ街なれや冬のひと日を抗議に立ちぬ 平成三十一年二月十二日 9 今年の題詠１００首を詠み終わりま... もっと見る
- たまもかる沖縄といふ軛あり砂利ふる海にジュゴンは哭きぬ 平成三十年十二月二十七日 11 これを詠んだのは実は２月。強行さ... もっと見る
- 逃げ水を透かして見ればそのさきに迷路のありぬご飯論法 平成三十年十二月二十七日 3 「朝ごはんを食べましたか？」 ... もっと見る
- 自殺する種子しのび寄る谷あひの地を這ふ風はたえだえに吹く 平成三十年十二月二十七日 5 種子法廃止。「自殺種」はモンサン... もっと見る
- 夢想家の歩みをおもふ核の傘ゆ出でざる国のかたすみにゐて 平成二十九年十二月二十三日 8 レノン忌に「Imagine」から... もっと見る
- 言ひつのり退路をなくすしろたへの仮面のうらに視るスワスティカ 平成二十九年十一月十日 6 スワスティカ＝鉤十字。 ナイル... もっと見る
- 陽ざかりをコトブキへゆく賭けごとの染みたる街にそを聞きにゆく 平成二十九年八月四日 9 先月末の橫浜市長選を前に、「橫浜... もっと見る
- 閉ぢ込めて見捨てしといふ言もあり命にまさる機密とはなにか 平成二十九年六月二十日 10 米軍が調査に協力するかは不透明。... もっと見る
- 査証なと問はぬ町なれぬばたまの真夜のコンビニ敬語の訛り 平成二十九年三月十六日 14 「ファミコン敬語」（ファミレス、... もっと見る
- 尹東柱生れてももとせすぎゆきの影しのびよるうつしよにゐて 平成二十九年三月十二日 14 尹東柱は韓国の詩人。日本留学中に... もっと見る
