紫苑さんのうた一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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- 語らずは問はぬこととふ不文律なまへも知らぬドヤの友あり 令和四年十二月二十八日 1 もっと見る
- 革命のとほくにありて部屋べやはとざされてゐる冬のめぐりに 令和三年十二月二十八日 4 もっと見る
- 引き潮はうみの匂ひの消ゆるさにどつちつかずの海月がゆれる 令和三年十二月二十八日 4 もっと見る
- 空白の夏に真昼のたゆたひは合歓の吐息の雲となるまで 令和二年十二月三十日 7 「ナイル」2020年11月号掲載... もっと見る
- クリぼつちでいたらぼつち両岸に足をかけたるあやふさやよし 平成二十八年十二月二十八日 11 「リア充」なんて絶対無理！と思っ... もっと見る
- 汚れたる指をほごす 液雨とふ降りみ降らずみ はらから 平成二十七年十月十七日 6 もっと見る
- うすあかき月をひたせるさざなみにいま、かたはうの腕がつめたい 平成二十七年七月三十日 11 もっと見る
- やまかはのあるままにあれ夜の果てかうすき句点をうつはうきぼし 平成二十七年七月二十八日 10 もっと見る
- ほつほつと雨はとぎれておこたりのあちらとこちら我が宵やみの 平成二十七年七月二日 12 もっと見る
- おほなゐの地に数多とふイコンをし想うて聞きぬニコライの鐘 平成二十七年六月十二日 11 仕事帰りに、ニコライ堂に寄りまし... もっと見る
- 雨やみぬ、夜の真中の底やはらかくうつ指おとのあなたにとどく 平成二十七年六月二日 14 あなた＝彼方、貴方。 結社の先... もっと見る
- 地震ふるやタイムラインに間をおかず外つ国からのことづてを読む 平成二十七年五月三十一日 15 モスクワ駐在の方が、地震発生とほ... もっと見る
- ものいはぬ人のよこがほエオリアンハープはあかき糸をつむぎぬ 平成二十七年五月十八日 11 もっと見る
- さし交はす指のあとさきぬばたまのアクアリウムにしんしんと、熾 平成二十七年五月十六日 7 もっと見る
- うす色の刻をからめるまなうらの烏有のかげか吐息といふは 平成二十七年五月四日 11 もっと見る
- 藍いろをうすく溶き入れぬばたまの夜の天空に放つこゑあり 平成二十七年四月十七日 18 もっと見る
- 雨音のはつかに聞こゆにはたづみ真夜の川面にわたしのこゑを 平成二十七年四月十三日 13 もっと見る
- 花散らす雨ふりやまず。さざなみの夜のむかふに消ゆる、よこがほ。 平成二十七年四月一日 13 もっと見る
- はないろの吐息をひとつつくやうに文をしたためゐる万愚祭 平成二十七年四月一日 11 添削していただいたのを無断では出... もっと見る
- 春しぐれ符牒のやうにあちらなど言はるるままに文読みつのる 平成二十七年三月十九日 10 もっと見る
