うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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田中ましろ
ベランダに小さな星を飼っている人は言う「ただ待っているだけ」
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浅草大将
うたたねの尽きぬ夢路に目覚むれば朝の雨に芽吹く言の葉
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田中ましろ
しんしんと言葉は積もるのでしょうか 銀世界には椿ひとひら
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山桃
君なくば我が身ひとつのありかさえ夢と思えよ十万億土
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日央
悔しさも辛さもありし日々なれど彌増すものは好事なりけり
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山桃
詠まんかな我が心覗き手探ればおどろおどろの魑魅魍魎の
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日央
膝の邊に薄紅の花散らし仕へまつらめ萬代までに
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庭鳥
うたうこと自問自答の繰り返し風にゆらゆら重しぐらぐら
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庭鳥
奥底に押さえてるからお世辞でも言えないんですいつも素敵と
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のびのび
世の中の流行りはどこ吹く風ですが歌詠みは長いマイブームです
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のびのび
誤解でも勘違いでもないはずだ潤んだ瞳の言わんとせしは
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のびのび
意味のないセンター問い合わせ繰り返し充電器の上座るケータイ
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日央
手枕に見えし月影仄々と 夢か現か現か夢か
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のびのび
告白と呼べるくらいに大層な秘密じゃないけど好きだったよ
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のびのび
このところの不況の煽りを受けまして休日はもっぱらテレビが友達
2
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日央
旅立ちの空見あぐれば月明かり今日を境に消えし白露
6
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ほたる
母なれば就活厳しい娘のために切り干し大根煮て待つ夕べ
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螢子
恋うたう百の言の葉集めては万葉集ならぬ百葉集とす
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ほたる
それぞれの考え方の違いだと言う君の前 焼酎濃くする
4
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竹本未來
昼下がり真白きカーテン翻る 顔伏せたまま気配楽しむ
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