うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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のびのび
このところの不況の煽りを受けまして休日はもっぱらテレビが友達
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日央
旅立ちの空見あぐれば月明かり今日を境に消えし白露
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ほたる
母なれば就活厳しい娘のために切り干し大根煮て待つ夕べ
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螢子
恋うたう百の言の葉集めては万葉集ならぬ百葉集とす
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ほたる
それぞれの考え方の違いだと言う君の前 焼酎濃くする
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竹本未來
昼下がり真白きカーテン翻る 顔伏せたまま気配楽しむ
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浅草大将
日も年も暮れゆく時は鐘の音に胸また耳はただ塞がれつ
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青海波
響き良い言の葉紡ぎ歌を詠む今日の私はいつものブラック
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青海波
テレビにてチャンネル回せばアジテーターあとは芸人煤けた笑い
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まるたまる
涙の夜が開けた日に思いがけずに今年の垢をきれいに流す
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詠み人知らず
好きなんて言えない代わりアドレスをそっと渡して始まる秘密
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たんぽぽすずめ。
五メートル先に落ちてる純白の紙へ私の今を詠みたい
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平 美盛
君想う 愛が膨らみ 重過ぎて 僕の心が 砕けて行くよ
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たんぽぽすずめ。
厚雲の上に隠れたお日様へ産毛で笑う猫柳かな
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螢子
感情を抑えることの難しさ逢いたいけれど逢わぬがよろし
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螢子
「ありがとう」「ごめんね」としか言わぬ君言葉忘れてしまった鸚鵡
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螢子
ぽっかりと心にあいた穴抉るナイフのような貴方の言葉
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螢子
すれ違う心とともに言の葉もかみ合わぬまま感情の嵐
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リンダ
不揃いな左右の顔が痛みにて内なる葛藤叫んでおりぬ
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リンダ
片隅で生きる覚悟の年末に叔母の死去の知らせが届く
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