うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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へべれけ
垂乳根の父が散歩に居る峰の寒きに雲も震わましかな
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へべれけ
モチベーション枯れし枝なり葉なり花斧が知らむかな幹に溢る蜜
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さいおん
松之枝 土尓着左右 落雪乎 不見而哉背子之 隠将居
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へべれけ
胸虚ろ翔ぶ命の往く地雨そ降る打ち消さむ如何に薫るを読まむや
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さいおん
取美川 下不澄乎 知乍毛 吾戀乎 念者悔毛
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へべれけ
エムピーシー何れの箱の求むべくや誰か唄うかな伴あるべかるや
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ＫＥＮ
吹かれ來て 五百槻に絡む 襤褸のふり 冬陽に靜か 烏の一羽
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杉野小町
食ひすぐと病むと聞くとも悔やまれど育ちゆく様見れずと思ふと
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へべれけ
坂往きて降り積もらむや雪化粧着たるドテラに差す両手震ゆ
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横井 信
待っていた冬の朝陽を吸い込んで今日もゆっくり駅へと向かう
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へべれけ
片糸の夜の帳に包まれし世の果ての月の兎微睡まむや
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へべれけ
置く露の 玉響の 枕 梓弓弾かぬオルゴールの 折れし ピン
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里香
濃く赤く 落ちるときまで まっすぐに 強くあかるい 緋寒桜さく
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葭堂
故郷を 離るるまでの ひと月が 今まで一番 生き急いでいた
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わかばみち
岩間からのぞく光のように父からの短歌は心に届いた
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千映２
鶯や菜の花たより西からのプレゼントかな顔がほころぶ
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詠み人知らず
恋慕う君の冷たい指先と細めて笑う朧な記憶
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杉野小町
忍びつつ帰りたちまちひとり酒うるほひしもののどか心か
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うすべに
階段を杖にすがってのぼる人 差し伸べる手がためらわれる日
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ななかまど
雪割りて凍える土より顔だして春はまだかと子の蕗の薹
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