うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
|
|
-
継海
をだまきの赤色一つ下さいな早くも蝶の結び目解け
9
もっと見る
-
横井 信
如月の朝の目覚めの春めいてそっと始める畑の準備
9
もっと見る
-
わかばみち
しんとした職場に一人居残れば気楽と不安が交互に揺れる
6
もっと見る
-
うすべに
ひところの賑わい去れば 少年の球追う声にききいる小山
8
もっと見る
-
Aquarius
注意本一千万の宝くじ令和のロマン早くも散りぬ
2
もっと見る
-
痴光山
寒風の荒びし公園の翌朝に 枯葉まみれのいぶき息つく
5
もっと見る
-
へし切
老いるとは否が応でも生きること日残りて未だ暮るるに遠し
9
もっと見る
-
ななかまど
きんらりと氷柱は光を零しつつひもじき冬の雀を誘く
10
もっと見る
-
ブー太郎
横たわり大地に頬で接吻せし ヒヤリと鼓動それがし生きる
2
もっと見る
-
芳立
花も実もなすもなさぬもくさまくら旅路の果てにわれは成るべし
4
もっと見る
-
兎桃
風微温し小正月さへ過ぎたれば寒さの戻ることは無からむ
2
もっと見る
-
中康
どこまでも 深い青空 千の風あなたがそこに 見えそうな気が
3
もっと見る
-
中康
温かき 朝に眺める 春椿つぼみは我に 色香つよすぎ
1
もっと見る
-
茂作
わが友よこのさびしさは色のない 君を見送る山の火葬場
11
もっと見る
-
舞
旅人にもの思わせて月影の言わぬに出でる我が泪かな
6
もっと見る
-
夕夏
しんこうはてきをしりぜっこうのときうらぎりどきをしるてだてなり
2
もっと見る
-
ひよどりよりこ
争いの白目青みを帯びるとき彼方に光る剃刀思う
0
もっと見る
-
ひよどりよりこ
花嵐一夜かぎりの訪いに螺鈿の名残りの雲微かなる
3
もっと見る
-
ひよどりよりこ
牡蛎に酢の滴る甘さ落魄の行方三人寄れば姦し
0
もっと見る
-
Aquarius
何世紀光を放つ偉人でも身内は輝きに気付かない
2
もっと見る
