うたの一覧
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トーヤ
かっくん、と大きく船を漕いだ時各駅停車の中ときづいて
5
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トーヤ
大判のページをめくるかのように一年前を思い返して
4
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猿ノ丞狂介
雲居には通ふ心もありながら落葉に寄する夕霧の風
19
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猿ノ丞狂介
蝦夷知らぬなら行きて見よヒマあらば一見にしかず人目気にすな
2
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猿ノ丞狂介
股の毛も見るべき君さへたのまねば思ひ消えゆく新枕なり
1
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猿ノ丞狂介
カランコロン下駄音聞かじ 鬼太郎の歩みて来れば消ぬべきものを
2
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猿ノ丞狂介
あふ坂の関しまさしきものならば開かずなるとは油注しめよ
2
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高島津 諦
笑ってる顔が好きとは言ったけど泣いてる君のそばにもいたい
10
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原 沙良葉
特別に好物ではないナスが食べたくなると ああ、夏だ と思う
3
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原 沙良葉
耳のおくに馴染んだ声にくらりした この懐かしさと愛は似ている
3
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葵の助
日焼けした薬指には白い線 間抜けな男は妻といなさい
2
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葵の助
やわらかな執行猶予のお終いを洗濯機が告ぐ朝も濃くなる
1
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笑能子
ばたばたと飛交う言葉余所事に静かに揺れている青田波
2
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ゆうくん
河童忌の 海に忘れし あの涙 ふるさとの川に 今も流れて
3
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三連星
国を統べ 守らむとする 志 叶わぬままに 散る身ぞ惜しき
3
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蜻
やきもちを妬いたら不快な気にさせるわかっているのに涙は出るから
5
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蜻
出逢うより前のあなたのその横にわたしが居ないことがさみしい
6
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まるたまる
君と行く旅行のことを考えよう一パーセントの可能性はある
6
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花梨
夕涼み宵に咲く華仰ぎ見て祭りの恋の散り際寂し
5
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芳立
夜祭りのあふぎ見やれば人知れずかけたる月の遠きかげかな
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