うたの一覧
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詠み人知らず
夢の中 腹の痛みを 感じつつ 我が子を産める イエスの光
6
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夕夏
ひっとらーどいつとろしあぷーちんにたいするたいしょにてはいまいか
2
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灰色猫
踏み出せば友らはすでに向日葵で私はひとり紫陽花のまま
16
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滝川昌之
朝焼けが暗示したのは通り雨 過ぎれば舗道に陽炎の立つ
13
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灰色猫
一枚のうちわで風を起こす時あなたは宇宙の法則を生む
10
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ななかまど
背を照らす西日が金の矢になりて鍬の柄刺さるわが影案山子
14
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詠み人知らず
頭下げ 汗が垂れる コンクリに 夏野菜呼ぶ ツルと実の影
3
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蓮見ゆう
蝉時雨の引力に逆らっていたいあなたたちとは隣人でいたい
1
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蓮見ゆう
喧騒に囲われている ぼくたちの夏は蝉たちの求愛の底
6
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スガカンタロウ
日本は 上から下まで 総白痴 これがホンマの 日本沈没
1
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スガカンタロウ
日本では 総理大臣までも メモを読むこんな阿呆に 誰がした嗚呼
0
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詠み人知らず
汗ばんだ 背中の光る 姿見て 何年経てど 見惚れて眺め
3
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トウジさん
花換えてまたひと時の自演かな為せることない過去の語りか
5
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飛和
移りゆく夜空の色を切り取って地上の星になるクレマチス
5
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飛和
また君に逢うため起きていたんだと思う、おやすみ明けの明星
6
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ガビー
プロポーズを聞いた憶えのない妻と 共に暮らして三十五年
5
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ガビー
仏壇で父の遺影を拝むたび 守られていると涙ぐむ母
5
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ガビー
仕送りのお金も尽きた月末を 救ってくれたパン屋のヘタパン
5
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ガビー
嬉しさを教えてくれる先生は 我の帰宅に飛び跳ねる犬
2
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へし切
季節なれど苦熱にあるか 照れる陽の 吾が身ふるれば身は堪ふまじ
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