うたの一覧
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へし切
目覚めても 衾を剥ぐに中々に 床に居残る大寒の朝
10
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夕夏
ひさすかたことばをすっとしょうりゃくすひさかたのひざしをのぞむそら
1
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みな☆じん
眞夜中にまた待たされて耳鳴りのごとくじんじん冷えるつま先
3
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なりあきら
朝靄が 雲なき空を 覆う朝 いつもの鐘が 遠くに響く
3
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只野ハル
この国にゼレンスキーは現れず迷走の果て壊れるのかも
3
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只野ハル
撃たれたら撃ち返すことなどできぬ撃たれぬようにどうすればいい
5
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舞
火の酒に浮かぶ氷りを噛み砕く男の子は消えて翁佇む
6
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虹岡思惟造
武蔵野の面影残る公園の春の木漏れ日影を踏み行く
6
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詠み人知らず
平城山に先駆けて吹く早春の如何にかほるや轍のあとさき
10
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び わ
筋トレのサークル参加一二三歩く練習一時間かけ
6
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茂作
霜燒けた吾のおゆびをいとをしむ 母懷かしき大寒のころ
12
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こるちぞう
知らぬふりすれば知らぬ間立ち上がり肩二度叩きにやごんと誘ふ
3
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こるちぞう
真夜中に火ともる窓の隣屋のあるじの笑みを見もせずに春
5
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横井 信
結露した車の並ぶ道端に川の向こうの朝陽が伸びる
14
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みな☆じん
灰色の空見上げてはため息をうさぎのやうな口で吐くきみ
4
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夕夏
なちすすたーりんのしんりゃくをほうちしたあげくのはてにせかいせん
1
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夕夏
えぬえいちけいえいいこくえいつうしんのきぎょうにすればよんちょうもらく
0
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夕夏
こくせいはきぎょうけいえいどうとうとおもえばむのうこっかいぎいん
1
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夕夏
こどもたちにじゅうねんごののうぜいしゃはたけにこやしなうあげなけりゃ
1
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艸介
ただひとつ失せ物をせむ昨朝の 電車のことが胸に閊えて
5
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