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 色糸
				
		白萩にそれとも見えず觸るからに蝶飛び立ちぬ秋をし想ふ
		2
				
					色糸
				
		白萩にそれとも見えず觸るからに蝶飛び立ちぬ秋をし想ふ
		2
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	 中康
				
		知らぬ地の 地蔵菩薩に 手を合わせあの人の幸 願う旅路に
		3
				
					中康
				
		知らぬ地の 地蔵菩薩に 手を合わせあの人の幸 願う旅路に
		3
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	 中康
				
		転勤の 巡り巡って 今の宿縁なき土地に 浮き草根付き
		3
				
					中康
				
		転勤の 巡り巡って 今の宿縁なき土地に 浮き草根付き
		3
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	 凌霄花
				
		到来もの ありて茶を点て 縁側に 寛ぎ居れば 寄り添う愛猫
		11
				
					凌霄花
				
		到来もの ありて茶を点て 縁側に 寛ぎ居れば 寄り添う愛猫
		11
		 
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	 海野 冬雪
				
		ひとりなら血の拘束から逃れても 空、仰ぐだけ地の拘束から
		1
				
					海野 冬雪
				
		ひとりなら血の拘束から逃れても 空、仰ぐだけ地の拘束から
		1
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	 舞 
				
		豪華宿「行ってみようか」「そうだな」と妻とささやかまた夢一つ
		5
				
					舞 
				
		豪華宿「行ってみようか」「そうだな」と妻とささやかまた夢一つ
		5
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	 夕夏
				
		かんでんのもあくとなるをなぜなのかもあとくとよみえつにいるわれ
		1
				
					夕夏
				
		かんでんのもあくとなるをなぜなのかもあとくとよみえつにいるわれ
		1
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	 茂作
				
		知らぬ濱ひとり歩めばかなしみの色さだまらぬ秋の夕暮れ
		11
				
					茂作
				
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		11
		 
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	 びわ
				
		秋の日を僅かながらに実感す庭の柿の木夕陽に浮かび
		3
				
					びわ
				
		秋の日を僅かながらに実感す庭の柿の木夕陽に浮かび
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	 横井 信
				
		さわやかな畑の風にゆっくりとひとり蒔いてく大根の種
		8
				
					横井 信
				
		さわやかな畑の風にゆっくりとひとり蒔いてく大根の種
		8
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	 夕夏
				
		わすれぬぞねんきんじぎょうそんしつをいんばうんどでへんさいせよと
		2
				
					夕夏
				
		わすれぬぞねんきんじぎょうそんしつをいんばうんどでへんさいせよと
		2
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	 うすべに
				
		オレンジの海にうかんで月の舟 闇にぼんやり白萩の咲く
		6
				
					うすべに
				
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	 仙人の弟子
				
		長月の少し汗ばむバスの中冷房効いて秋は足踏み
		5
				
					仙人の弟子
				
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	 ななかまど
				
		彼岸花なかなか咲かぬと蝉が言い秋らしい秋幕かげに待つ
		8
				
					ななかまど
				
		彼岸花なかなか咲かぬと蝉が言い秋らしい秋幕かげに待つ
		8
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	 痴光山
				
		秋の路上大蟷螂は吾を見上げたり 「不味いよ」と言えば首をひねりぬ
		4
				
					痴光山
				
		秋の路上大蟷螂は吾を見上げたり 「不味いよ」と言えば首をひねりぬ
		4
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	 へし切
				
		痴れるがに嫌味なことを他人に言ふ老いて孤独な自分が見える
		7
				
					へし切
				
		痴れるがに嫌味なことを他人に言ふ老いて孤独な自分が見える
		7
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	 茂作
				
		七つの子泪するなり眠る間に庭のコスモス手折りてあらば
		10
				
					茂作
				
		七つの子泪するなり眠る間に庭のコスモス手折りてあらば
		10
		 
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	 継海
				
		性別も二者択一の調査票 義務といわれる国勢調査
		7
				
					継海
				
		性別も二者択一の調査票 義務といわれる国勢調査
		7
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	 中康
				
		暑さ過ぎ さわやか歩く 田舎道あ、久しぶりに 挨拶懐かしく
		1
				
					中康
				
		暑さ過ぎ さわやか歩く 田舎道あ、久しぶりに 挨拶懐かしく
		1
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	 中康
				
		久方の 爽やか光 散歩道とんぼ飛び交い 眺む山々
		4
				
					中康
				
		久方の 爽やか光 散歩道とんぼ飛び交い 眺む山々
		4
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