うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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横井 信
あぜ道はのびるみどりに覆われて小さく揺れた夏のタンポポ
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早乙女ん
枯れ枝に 新芽萠ゆる業 神なさる 見限りし罪は 己がなしたる
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杜鵑草
花に舞ふ蝶の行く方見しのちに空を眺むる我ぞわびしき
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早乙女ん
鞄手に 移ろう夕焼け 空の下 歓喜と感動 たかが帰宅路
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小春空
新たなる場所へ一歩を踏みだしぬ認めてもらえることのうれしさ
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小春空
膿たまる身体の弱りいるところ心もやはり弱りいるかも
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かを３
ハーモニカ奏でる人とすれ違い暫しの中断心苦しき
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積 緋露雪
水底に搖れる影だに吾あるか自由奪取も絶命するのみ
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かを３
鳴き声にスマホ構えて間を図る雉と見紛うカラスの一羽
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早乙女ん
中身より 聞く態度をば 感謝され 櫻の下の 墓前に報せん
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うすべに
小袋にぬかと蕃椒しのばせる 心づかいにあたたまる春
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早乙女ん
春の宵 聞き覺えのある 咳ばらひ 我が背瞼に 街の灯ゆらめく
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悠久
初めての 歌の投稿 なににするちょっと悩んで これにしてみた
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夕夏
ひらがなもいがいとむずいわらいありわはいひうふえへおほつかいかた
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滝川昌之
長男の家に泊まると着実に次男も巣立ちの羽調える
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ななかまど
見慣れたる菜の花の黄の美しく見ゆ西大山駅の旅人なれば
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鞘森天十里
貴方への最後の手紙として記す白き短冊に薄墨滲む
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広葉樹
真夏日の真昼間西へ歩きつつブレインフォグは陽炎と成る
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積 緋露雪
人智れず野邊に咲く花だに美し一輪搖れて挨拶をす
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ユパ
のんびりと過ごすふりする定年後不安半分平日の午後
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