カテゴリー: 恋愛

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詠み人:

早乙女ん

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恋人あるいは思いを寄せていた人の咳払いに似た音を聞くと、その人が今ここにいるように幻想します。愛してる、あるいは愛してたという思いや記憶がよみがえり、気持ちがゆらめくことを街の灯にたとえました。

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令和五年四月二十日
春の宵 聞き覺えのある 咳ばらひ  我が背瞼に 街の灯ゆらめく