うたの一覧
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一秋
塀際に咲きし紫陽花梅雨空の 萼濡らす雨細く降り続き
3
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痴光山
びんの中ピンクの降圧剤は卓の隅 吾を見返してやる気励ます
3
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海野 冬雪
自らで料理をするは良しなれど孤食は毒とか今日は母あり
2
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Aquarius
日本にメディアと言えるマスコミ無どっちが偉いかよう知らんけど
2
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Aquarius
夢に見て日付の指定勇気あるまして7月安全地帯
2
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継海
悲しみの色は黒とは限らずや 届けられたる白菊を見る
7
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へし切
しとしととあめあめふれふれ母さんの蛇の目の傘も今は懐かし
5
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中康
飛んで来た 種が芽を出す ヒマワリの黄輪ゆれて 青空映える
3
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中康
うたた寝に 光陰速く はや古稀に梅雨を楽しみ 今日を楽しむ
1
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茂作
やま莓あまた貰ひて一つづつ 食ひもて歸るふるさとの道
8
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舞
盛り上がり湧き溢れでる泉なす子ら群れ通う通学の朝
4
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びわ
シャツ一枚窓開けはなしパソコンに風がそよそよ吾身をかすめ
3
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毛利矢田
狂おせばあやめも知らぬ恋もせむ五月雨の間に鳴くほととぎす
2
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毛利矢田
夢の中君の姿を見るけれど伝えられない本当の心
1
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横井 信
道端で強く弱くと気まぐれに雨のリズムで夏草を打つ
6
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うすべに
濡れそぼる花のおもさにうなだれて折れたひとえだ 青空拾う
6
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独独静
万物を包み込むよう青い空晴れることなき心の曇り
2
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兎桃
利尻山異界の聲か春蝉の鳴ける裾野の山路辿れり
3
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蓬莱Lu天
風蘭のかをりがあはく香るからこの皐月晴れ蘭晴れとよぶ
1
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痴光山
目覚むれば俳句は今日の季語想い 短歌詠みは七十二候思う
5
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