うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
|
|
-
茶色
新春の空に映えたる蝋梅の慈愛の香り寒さ和ます
5
もっと見る
-
うすべに
かがみ割る年神さまを送る朝 あずき煮る火の香りながれる
9
もっと見る
-
Aquarius
刹那しか持たない恋と憂いつつ港の引き込み線を渡る
1
もっと見る
-
灰色猫
言の葉を教えてくれたあなたとの言葉を紡ぐ春の食卓
9
もっと見る
-
奏音
何気なく刺された釘が抜けなくて、私は人を信じられない。
6
もっと見る
-
異常者
大丈夫殺してないし死ねてない私は生きてる何にも出来ず
1
もっと見る
-
痴光山
またぞろやアナとゲストが商品を 食みつつ美味しと恥なきラジオ
5
もっと見る
-
灰色猫
まだ子供でも良いではないかと降る雪に心躍らせアヒル量産
10
もっと見る
-
灰色猫
メダカらよ生きているかとさくさくと薄氷を割る冬のあかつき
11
もっと見る
-
灰色猫
春を待つ裸木ばかりのこの庭で私も父の樹に生まれたし
11
もっと見る
-
灰色猫
吹き荒れる雪にかすかに含まれる梅の香りに咲む調香師
7
もっと見る
-
積 緋露雪
葉を落としさらりさらりと音立てて川中の柳今年も生るなりや
0
もっと見る
-
積 緋露雪
吾求め暗中彷徨ひ至るのは更に濃い闇にひひと嗤ふ
0
もっと見る
-
Aquarius
柔術も上達につれ順々に怪我する部位も違ってきてる
1
もっと見る
-
ななかまど
沈むような眠りきたらずこれの世の冬のざわめき雪に吸われる
13
もっと見る
-
澪子
母逝きて更地となりし生家には椿のこりて花咲かせおり
10
もっと見る
-
わかばみち
贈られた深き緑の抹茶ラテはひっそりと気を鎮める森
7
もっと見る
-
へし切
昏れ残る障子明かりは仄々と馬酔木の花に春来たるらし
14
もっと見る
-
兎桃
明るき陽居間奥までも差し込みて薪焚かずとも気持ち温もり
6
もっと見る
-
中康
今逢えぬ 事情はわかる 待てぬ身は募る想いを 雪に埋めらん
3
もっと見る
