うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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ＫＥＮ
うたかたの 夕映えにこそ 冴ゆるらむ 野分洗ひし 空の虹色
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もなこもち
どうなるの？エアコンなしでは眠れない夜が年々増えていったら
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へし切
長月にいりて野分の季節かな古き我が家に不安がつのる
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横井 信
まだ熱を冷ましきれずに長月の夏の名残りに揺れる道草
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夢士
天目指し伸びゆく蔓や葛の花去りし野分の蒼きカンバス
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うすべに
朝露に濡れた小菊の玉杯に 祈りをこめて甘露飲み干す
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恣翁
三味線の爪弾き途切れ 誘ふがに 芸妓の肌 夜風に火照る
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千映
空蝉が親の化身となった午後「あんた頼むよ 頑張ってよ」と
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千葉 甫
突然に雨響き出す 待っている人が今にも見える時間に
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つばす
真夜中に何かがピンポン連打する 娘怯えし野分けの猛威
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うすべに
過ぎた夏 ふと振り向けばうたかたの きらめきに似た遠いあこがれ
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源 漫
ぼつぼつと白露の身に染みこみし地平より浮く夕月の暈
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可不可
雨よりも風にビビった首都圏よ 図体だけデカい迷惑
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灰色猫
神風の若者たちや戦死する最期の時まで母を慕いて
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うすべに
野分け行く 田揺らす波に風を読む かるがる浮いて漂うとんぼ
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滝川昌之
色づけぬままに手折られイチョウの葉 秋の深みを奪うか野分
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千映
音楽が樹々の合間をくすぐってリズムを取る手と足も笑顔に
5
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千映
法要も飛ばし飛ばしの母のこと気掛かりなるは弟のうつ
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詠み人知らず
菊の日に母偲びきて菊なます朝餉に供へ味をききたり
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灰色猫
この雨が晴れた頃には僕たちは虹の魔法にかかるのだろう
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