うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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緒川みるな
不覺にも誘ひに負けて大福を食して悔いゐる腹出づる秋
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夕夏
あなたのきみをこいしいというのはたぶんおのがこころをだますうそ
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水紫
透き通る目で見つめられ撃ち抜かる幾たび会えど消えぬ緊張
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水紫
十二時間寝ているはずでもまだ眠い週末の疲れ布団に潜らす
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夕夏
かみとせいじとけいざいのあいだのいずこじんしゅさべつとすぽーつは
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名鈴
目覚むれば やがて今宵を 頼み待つ 漫ろにものを 思う長さよ
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舞
宿りする夜露の珠のすすき穂の訪う間に消える長月の朝
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おじい
刻ならぬ 聲を張り上げ 飯と言ふ 君はけぶれる 國の王樣
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び わ
手話の歌船頭小唄手話いれて吾が声家内泣いてるようと
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まこと
佐賀言葉 女性器のこと ちょんちょんと 言うは少年 言わぬは青年
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夕夏
うそからでたまことかじゅくねんりこんうそもまこともつらぬききれず
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詠み人知らず
言葉では言い尽くせない古傷が詠む度無駄に深くなるのに
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横井 信
暗くてもさみしくはない虫の鳴く夜の小径に星の瞬き
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Chico
明滅の花のぼんやりある夜の 飛びだし坊や 廢兵のごと
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横井 信
秋めいた空へとのぼる一匹の季節はずれのセミの鳴き声
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草木藍
雨の日は電池切れたる我が身かな動き止まりて時のみぞ過ぐ
4
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赤石仙人
雨上がり散歩をすれば秋の風頭上かすめて赤蜻蛉舞ふ
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水紫
虚しくも素直になれない片想い言いたいけれど言えない言葉
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うすべに
よこぎったしおからとんぼ透きとおる 稲穂の花が風にふるえる
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水紫
今日の分仕事頑張り疲れたから心の癒しにあなたに会いたい
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